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2007年8月

2007年8月30日 (木)

研修3 朽木の森と針江の川端の郷 その1

2007年8月25日(土) 
食と農のコーディネーター講座 研修3 

「朽木いきものふれあいの里と針江の湧き水生水(しょうず)の郷」

夏休み最後の週末、まだまだ残暑の続く、ピーカンに晴れた今日は滋賀県高島市朽木の県立朽木いきものふれあいの里センターを訪ねました。
指導主任の中村友美さんに案内頂いて森の中を歩きました。
この暑さ、そして参加メンバーの体力を鑑みて当初の予定より1/3の距離となりました。

Cimg1971出発の際に渡されたルーペ。
足下の草むらに当ててのぞくと巨大なジャングルが見えます。
いいなぁ、コレ。一日中地面に張り付きたくなってしまう危険な魔力グッズ。

大きな自然の主人公は大木や岩の固まりではなく、小さな虫などの生物、草木の芽や種。
森の危機は道に落ちている沢山の鹿のふんを見ればわかる。
昔から朽木の人びとが利用してきた栃(とち)など里山の木。和菓子に使うクロモジや漆器に使うウルシ。本当に目薬に使ったか、メグスリノキ。。。

人びとの生活から里山の利用が遠のいた森は病んでいました。
コナラが粉を吹いて立ち枯れてしまう。炭にするために若い内に木が切られていた頃にはこのような木はなかったと言います。
森が掃除したように整然としているのは鹿など野生動物が若草や実、種を食べてしまうから。
生態系を壊すことはこんなにたやすいのに戻すことは不可能に思えるほどです。
それでも何も知らないで歩いていれば、森は気持ちのいいものです。
折しも大台ヶ原で登山客の入山制限のニュースがありました。
荒廃が誰の目にも明らかになってしまったときには瀕死のサインなのかもしれません。
人が里山とどう共存していくのか。森は今も問い続けています。

お昼はくつき新本陣でバイキング。
朽木ならではの手作りのメニューが少なくて、地元の味を期待されてた皆さんは残念だったようです。
わたくし、どらここはカレーがあればそこに行く!非常に安あがりなヤツ。
隣の道の駅で栃餅や鯖寿司、などなどみなさんお買い物して午後の研修へ出発。

Cimg1992 午後「不耕起米」の田んぼを案内下さった新旭観光振興協議会の澤田龍治さん。
「不耕起米」とは、去年の株を残したまま水を張り、特殊な田植機で稲を植えていく方法。苗にとっては厳しいけれど、元気な米がとれるといいます。

「土は上からできる。
土でないものを田んぼに入れるべきではない」
「肥料は混ぜるのではなく、上に置く」。。。
農業者ではない私には薄い理解しかできないですが、農業者の方はどうお聞きになったでしょうか。
Cimg1993 この農法の一番のポイントは「水がいつでも張れるかどうか」
水がきれいで豊か、そして特殊な田植機を使う。
この条件をクリアするのはどこでも、というワケにはいかないかも知れません。
農法のことは全然わからないけど、どんなご飯ができるのかなぁ~、味を確かめて見なくちゃね。



その後、高島市新旭町針江へ。
Cimg1999 家庭の敷地に湧き水の川が流れ、その川端(かばた)で野菜を洗って冷やしたり、水仕事をされています。
案内下さったのは針江生水(しょうず)の郷委員会の石津さん。
私は見てないのですが、最近ドキュメンタリーで石津さんファミリーが放映されたらしく、初めて来た方も「あ、石津さんや」と、なんだか親戚気分(^^。
なんと、この講座を受講されてる石津さんのご主人だそうです。
今日は奥様の石津さんはセミナーはご都合で欠席されたのですが、おいしい差し入れありがとうございました。ご主人の石津さんもとてもステキな方でした。

針江の郷。
焼き杉壁の家々、道のあちこちに湧き水の泉。川には梅花藻(ばいかも)が花を咲かせ、鮎が泳ぐ。塩素にまみれずに服のまま水遊びする子供たちを眺めながら、ホントは大人の私たちもこの川でそんな風に遊んでみたかった。。。?
家々の川端を見せて頂いて、水を飲ませて頂きました。
それだけで豊かな気持ち。
Cimg2006 石と木で作られた川端。中に流れる湧き水とすいすい泳ぐお掃除係の鯉。(デカイ)

もし、針江を見てみたい、と思われた方は必ずボランティアガイドさんを申し込んでください。
針江は観光地ではなく、普通に住民の方が暮らしている住宅地です。こんなにさりげなく存在している暮らし方だからこそ、価値がある、大切な文化です。
「意識の高い方達にぜひ見て頂きたい」と針江の方々も頑張っていらっしゃいます。町を愛するボランティアガイドさんと話しながら、針江の風景を楽しんでくださいね。
針江生水の郷委員会事務局
電話:090-3168-8400
AM9:00~PM4:00

最後に石津さんがご案内下さった所が「さんごろうさんの船着き場」という所。
Cimg2048 針江の漁師のさんごろうさんは今森光彦さんの写真はNHKで放映されたドキュメンタリーでよく紹介されるとても絵になる川辺です。
船着き場と言っても船があるから船着き場。船がなければ何にもない川辺です。
つないである船も今では見られなくなったような古い形の船もあるそうです。
主のさんごろうさんは80代でそろそろ後進に道を譲ることになってますが、その後進さんも70代だそう。
琵琶湖の漁師という仕事が今に生き残れる仕事なのか、私にはわかりません。

「今の仕事を引退したら漁師に戻りたい」

そう石津さんはおっしゃいました。
漁師が「生き方」だと思えた一言でした。

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2007年8月20日 (月)

仰木のかぼちゃコロッケは今日だけ!

2007年8月18日(土) 滋賀県大津市仰木 

棚田ボランティアのその日の夕方から仰木の太鼓会館で夏祭り。 
 こだわり滋賀ネットワークの「仰木案内人」、蔭山さんからステキな情報が。

「かぼちゃコロッケと山菜おこわをぜひ食べてくださいね」

Pic_070818_8_2  まだ明るい内にコロッケと山菜おこわゲッツ!
かぼちゃコロッケ2個100円。
このめまいしそうな暑い日に洗って、剥いて、茹でて、切って、つぶして、混ぜて、丸めて、揚げるのはどんなに大変だったでしょう。
2個100円。
お得すぎて申し訳なくさえあります。

Pic_070818_6_2
すみません、つきなみすぎますが。。。。 


  「 美 味 い !!」

かぼちゃの甘みと薫り、それに細かく刻んで混ぜてあるゆで卵とすごく合う!それがポテトサラダではなく、コロッケなのが至福。ソースは絶対不要。

感激しているうちに日が暮れて、成田さんには息子さんから「飯は?」というメールが。
いかんいかん、せめてもの挽回に、と、「かぼちゃコロッケ買って帰ります」とお返事されたのですが、再び訪れた売り場ではコロッケもおこわもすでに完売。

「またどこかでこのコロッケ食べられないんですか!?」と、食い下がる私に、
「来年の今日までもうないよ」と、おばちゃん、つれないお返事。
しかも「揚げたてはもっと美味しいのよ~~」と更に私をハングリーにするおばちゃん。

仰木のかぼちゃコロッケは今日だけ。
夏の日暮れに影絵のような山の稜線と風に揺れる緑の稲穂の海を眺めながらほおばるかぼちゃコロッケ。
揚げたてはもっと美味しいかぼちゃコロッケ。
かぼちゃコロッケに再び会えるまであと1年。

夏祭りはライブカメラでインターネット中継。
http://9122.teacup.com/bonnet/bbs
今年の次回の盆踊り中継は8月23日夜の辻ヶ下地蔵盆の模様です。

暗闇にほの明かりのランタンの道や、小学生みんなが演奏する仰木太鼓。
時間がなかったので見れなかったけど、仰木の公民館で働く蔭山さんの元上司サマの唄われる江州音頭あり、の、本当に地域文化豊かな仰木に私もますますハマりそうです。

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猛暑の山の頂@棚田ボランティア

2007年8月18日(土) 晴れ。

このごろずっとあんまりうれしくないほど猛暑。
今日の大津市仰木平尾地区の棚田ボランティアの作業は、いつもの集合場所(ここだって結構車で上がった所)から更に山の上へ。
息切れする軽トラが痛々しい。。今日は舗装されていない山道の整備です。

Pic_070818_1_2 雨が降ると土砂が流され川ができてしまいます。
そのへこんだ雨水の流れの跡を土砂で埋めます。

Pic_070818_2_2 山肌の土砂をシャベルやツルハシで崩して軽トラに乗せる。または一輪車。
一輪車で運ぶのは力も多少は要るけれどバランスが大切。何回か挑戦してみました。
坂を下りるときに土砂の重みに引っ張られるんです。減らしたいと日々願っている贅肉の重みが今日だけはちょっと役立ったかもなぁ。
数え切れないほど往復されてたおじさん、ご苦労様でした。

Pic_070818_3_2 ダンプじゃないので軽トラから土砂を降ろすのも人力。載せるのはもっと大変だったろうなぁ。炎天下の下汗だくだく。
日焼け止め塗っても無駄でした。汗で即流れちゃう。
嗚呼、紫外線対策(T_T)
またシミができちゃうわ。

オシャレとは言えないけど、農作業用の帽子が一番いいのかも。
実用的ですね。

Pic_070818_4_2

いい眺めです。
山の上とはいえ、日陰も少なく、厳しい日差しに熱中症気味になってしまう人も。
こんな時は、早めに休みましょう。
日陰で水分補給して、首や背中を冷やすと気持ちいいです。
「みんな、がんばってるのに私だけ、、、」なんて無理をおして頑張ることは全然良いことではないです。

Pic_070818_5

「さあ、このくらいで終わりましょうか」

まだ目の前に見える部分だけでも「あと3時間分」程度の土砂の削れた道が残ってます。
振り返ると埋めて平らにした今日の成果の道。
終わってみて結構余力も残っているのでなんだか名残惜しい感じ。

「ああ、幸せ」

遙かに開ける琵琶湖と山の景色を眺めながら冷たいお茶やお水を飲むとこんな言葉が飛び出す今日の棚田ボランティア作業、終了。

今日も地域通貨「1仰木」をいただきました。
これで、棚田のお米1キロやお野菜と交換できます。

平尾の棚田ボランティアは当日申し出をすれば、おごとの温泉で「1仰木」を使って一風呂浴びて帰ることができます。当日の18時までの入浴です。
お風呂入りたい!と言う方は「着替え」と「タオル」、「バスタオル」忘れず持参しましょう~!
すごく入りたかったけど、着替え持ってなかった~~~!!

「びわ湖花街道」
「琵琶湖グランドホテル」
「湯元館」

のいずれかを選べます。

至福の「棚田ボランティア」にぜひ参加しませんか~♪

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2007年8月16日 (木)

滋賀の酒 萩の露と長浜浪漫ビール

京都、岩倉の論楽社という小さな出版社。
出版社と言うより「田舎のおじいちゃんの家」といった感じの古民家で、毎月第二日曜日にいろんな分野の方を招いてお話をする「例会」をしていらっしゃいます。
主宰は虫賀宗博さん。
論楽社ほっとニュース
先日12日の日曜日の会は虫賀さんと塩田敏夫さん(毎日新聞 前大津支局長)の対話でした。
塩田さんは去年のこだわり滋賀ネットワークの「湖国 美しい暮らしのひとびと こだわりセミナー」の講師のお一人で、ご記憶されている方も沢山いらっしゃると思います。
なにを隠そうこのワタクシも、塩田さんのお話が聞きたくて去年のセミナーに申し込んだワケで。
元々、滋賀の農業とか環境に特に深い想いがあったわけではなかったのです。

その塩田さんに論楽社の事を教えていただいて、どんな方に会えるのか、どんなお話ができるのか、ワクワクしながら参加しています。意外と滋賀から参加している方が多いんですよ。
さて、お話も良かったのだけれど、そこは省略。
会が終わると座敷は宴会になります。持ち寄りでそれはそれは豪華な晩餐。

今回滋賀からお持ちよりのこのお酒。
みんなが「うわ~~~~、なにこれ~~~~!!!」と、やたらオーバーなリアクションであっという間にカラになりそう。
普段、全くお酒を飲まない、私、どらここ。
しかし、気になる!「おいし~~」より「なにこれ~~~~!」といわれると、もう口にしたくてしょうがないですよ。---と、いうわけで飲んでみました。
Pic_070812_1
「萩の露」
(株)福井弥平商店
滋賀県高島郡高島町大字勝野1387-1
萩の露を紹介した「滋賀メチャ!うまい酒と小さな旅」

お酒の匂いの苦手な私にも爽やかに感じる薫り。
争奪競争にかまけて味わうゆとりナシでしたが、みんな「なにこれ~~~~!」とひっくり返るほど味わい深いようです。

Pic_070812_2  長浜浪漫ビール
滋賀県長浜市朝日町14-1

「夏ピルスナー」は夏限定商品でしょうか。
私はオコチャマなんで苦いビールのうまさがわからんのですが、このビールはとってもフルーティー。


こんな美味しいものを食べまくりながら、塩田さんが大津支局長時代に毎週連載されたコラム「支局長からの手紙」をぜひ本にして欲しいな、できたら滋賀から出版してほしいな、という話になりました。
もしかしたら、叶うかもしれません。
滋賀の心を紹介した心に響くエッセイです。

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産地見学会のお知らせ@蒲生郡日野町別所

以前、下見に行ったご報告で予告しました産地見学会の募集が始まりました!
締切りは8月30日です!
ぜひ一緒に日野で「おいしい!」を叫びましょ~!

2007年7月23日下見のレポート「すごいおいしいお米らしい!!」

Chirashi071021003
こだわり滋賀ネットワーク 産地応援!
命みつめる ふれあいバスツアー
蒲生郡日野町別所

2007年10月21日(日)
8:30~17:00(小雨決行荒天中止)
お一人様 2000円


<代金に含まれるもの>
バス貸し切り代、昼食、チャイ、お土産(卵5個、日野菜お漬け物、今年とれたての環境こだわり米(キヌヒカリ1.5kg)


ちらしはこちらからダウンロードできます。(pdfファイル)

ちらし:表    

ちらし:裏

お問い合わせ・お申し込み:こだわり滋賀ネットワーク事務局
電話:077-528-3892 FAX:077-528-4881まで

朝8時半に大津駅、45分に近江八幡駅前にバスが到着。皆さんを乗せて滋賀県畜産技術振興センターへ。ポニー、イノシシ、山羊さん、そしてダチョウさんもいるんだって♪
カモシカさんの足は細くないやんな~。ここの新鮮しぼりたて牛乳でチャイを作ります!インド大好きの私、どらここ。チャイももっちろんダイスキ!!

その後、いよいよ日野町別所に到着。田んぼのあぜ道を歩きながら秋の風を感じましょう。そこでお茶のおもてなしをいただいて、田んぼで青空交流会!! 
地元の農家の方達が精魂込めて育てたお米でおにぎり。そして地元産の具材でお味噌汁。地元のおうちで作っている、売り物とはひと味違うお漬け物。それを青空の下(ダッタライイネ~)田んぼでいただきまっす!!

別所クイズ大会なんかもありますョ。地元の農産物が賞品です。今から日野や別所について前勉強していきます?

地元、別所の方には今から色々な準備をお願いしてます。こだわり滋賀ネットワークのスーパーバイザー成田さんは本当にお願い上手だなぁ~、と下見に一緒にうかがって感心。私たちもワクワクだけど、準備されながら別所のみなさんも楽しみにしてくれているんじゃないかなぁ ^^)
これだけ色々お願いばっかりで反対にこちらから別所の方達にして差し上げられる事ってないのかなぁ。

「地元の人と沢山お話しして交流深めることだと思いますよ」
というご意見をいただきました。

私たちが来年のおいしい別所のお米の為の活力になれますように。
一緒に別所を応援に行きましょう!

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日本の農業は死んだのか?

私、どらここはずっと韓国に関わった仕事をして来ました。
通訳は日韓の様々な関わりを垣間見る事ができるので、難しいけれど楽しい仕事です。最近はこうして「こだわり滋賀ネットワーク」に参加させていただいて、農業という視点では日本と韓国はどうなのかな?という事にも関心が出てきました。

Pic_070816_1 タイトル:韓国の未来と孫鶴圭(ソン ハッキュ)
  ~民衆と出会うロード・ワークの記録


著者:姜 勲植 (編さん), 李 根燮 (編さん), 金 総領 (翻訳)

出版社:新幹社(2007年5月出版)
定価:2000円+税

京畿道(キョンギド)前知事の孫鶴圭(ソン ハッキュ)氏は2006年6月、知事としての任期を終え、直後からリュックを背負って地方の住民と仕事を共にしながら対話をする「民心大遠征」の旅に出ます。
100余日にわたる旅をこの本で追うことができます。

一日目の彼はホワイトカラーの顔をしています。髭はさっぱりと剃られ、色白で爽やか。
その後の旅で、炭坑夫、農家、酪農家、清掃作業員、介護福祉士、溶接工、製パン工、などなど、93職種を105回体験。次第に陽に焼け、髭は伸び、髪は汗がしたたります。
炭坑で働く顔はまるっきりシャネルズです。(古い。。。)。
塗り込めたように炭で顔は真っ黒。きっと肺の中も真っ黒になっているだろう、過酷な仕事です。

最初に訪れたのは韓国の南西、全羅南道の長城のミニトマト農家。

「ミニトマトを摘む。蔕の葉っぱがついていなければまっとうな価格にならないのに、下手にいじると葉っぱが落ちてミニトマトだけが残る。見かけほど簡単な仕事ではない。
(本書より抜粋)

行く先々で孫鶴圭氏は実感します。

「農村が疲労困憊している」
「なんとしても農村を生かさなければならない。農業生産が経済に占める比重が小さくとも、今後もっと小さくなろうとも、農業を生かさなければならない。農業は我々の生活の根本だ。農業が駄目になることは、われわれの生活の条件が破壊されることだ。
(本書より抜粋)
共に汗を流し、孫鶴圭と語り合う人たちには日々の苦しみを語りながら涙を流す人が少なくありません。

目を引いたのが日本に輸出しているパプリカ農家の言葉。

「日本の農業は滅びたが、韓国農業はまだ滅びていません(本書より抜粋)

「...日本は農業をあまりにも簡単に放棄したおかげで、今その対価をはらっているではありませんか?
(本書より抜粋)

もし、私がその場に居合わせたとしても、返す言葉がみつからない。
私は自分の国のことがよくわかっていないから。

日本の農業は滅びちゃったんですか?
もう、過去形なんですか?
その支払っている対価ってなんなんですか?


体を傷や病気が蝕んでいても自覚症状がないような、日本と農業はそんな状態なのでしょうか。
折しも、つい最近、日本の食糧自給率が40%から39%に減少したとの報道がありました。増える1%と下がる1%の重みは全く違う。
私でもわかるように表現すると、朝ご飯、昼ご飯、おやつ、夜ご飯のうち、1食だけが国産でまかなわれ、後は全部輸入食料、、というわけですか?

この本を読むと、こんな素晴らしい政治家がいるんだなぁ、という思いがします。
日本の政治家でこのように庶民の生活を自分の手で、足で、感じる人が果たしているでしょうか。いて欲しいと切に願いますが、実感としては「いないんじゃないの?」と感じるニュースばかりです。

孫鶴圭氏がこの旅で出会った沢山の市井の人びとの写真が載っています。
その笑顔、泣き顔を見ていると、国の利害なんか超えて、みんな幸せになったらいいなと思えるのです。
この本で私も孫鶴圭という政治家を知りましたが、経歴がとても面白いです。ぜひ本を手にとって読んでいただきたい。

そして、彼が今、韓国でどんな立場にいるのか訳者の後書きから抜粋しますと、

「今年3月19日、一貫して所属していたハンナラ党を離脱し、新党を立ち上げて、新党候補として大統領選に臨むことを表明した。(本書より抜粋)
大統領選に出馬表明する孫鶴圭氏

韓国の大統領選まであと、4ヶ月です。

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研修2 都市と農村漁村の交流を受講して その3

引き続き先月熱波の京都二条、アリサハウスミュージアムでの農と食のコーディネーター養成講座のレポート。今回は「寶(ミノル)ちゃんグループ」の山田寶(ミノル)さんからです。

宮崎先生は都市と農村の結びつきを世界各地に広がっているグリーンツーリズムのお話から、先生が数年に亘り調査研究をしている中国雲南省の奥地の広大な棚田地区(自給自足で営まれている)の都市との交流についてもお話下さいました。

健康に生きるための糧を生産する農(食肉、魚介、海草も含めて)の分野にも工業化が進み、環境を破壊し、汚染が進み、農の効率化を追い求めた結果、食の安全性を脅かし本来の姿を見失っています。

街の隣の田畑も農業生産の現場であるが、いまや山里の棚田か、かやぶきの里美山町のような遠隔地域といわれるところへのグリーンツーリズムや交流施設活動を通じて、取り組み方や経済効果を越年調査して今後の指針としてのお話でした。

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2007年8月 6日 (月)

リンク集:グリーンツーリズム

グリーンツーリズムに関するサイトを集めてみました。
他にもおすすめのサイトがあればぜひ「こだわり滋賀ネットワーク」まで教えてくださいね~!

■滋賀県内
上山田 どっぽ村湖北で建築と農業を一緒に学ぶプロジェクトです。
田舎体験滋賀<滋賀県農政水産部農村振興課> 滋賀県内で自然や農に親しめる場所を検索できます。
・環境まちづくり(東近江 滋賀)~田舎の良き環境づくりと都市との交流  東近江の農村交流されてる方のブログです。
水土里ネット滋賀 <滋賀県土地改良事業団体連合会> 棚田ボランティアの募集など。
愛のまちエコ倶楽部<愛のまちエコ倶楽部事務局>  東近江の「あいとうエコプラザ菜の花館」。上記の「環境づくり」や「こだわり米づくり」、里山を守る「里守隊」、などなど東近江でチャレンジする方々のブログもリンクしてます!
お米の、家倉 湖北で「笑顔になるお米」無農薬米作りに挑戦し続ける笑顔素敵なお百姓おにいさん!

■グリーンツーリズム全般
グリーン・ツーリズム <財団法人 都市農山漁村交流活性化機構> 

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研修2 都市と農村漁村の交流を受講して その2

宮崎先生の講座の感想その2。にこにこグループ皆さんの感想です~。


赤松さん 農業体験にとても興味を持ちました。子供たちにぜひ体験させて地産地消の大切さを伝えることがとても大切だなと思いました。

藤原さん 私の実家には棚田が10枚ほどあったが、今は木(ヒノキ)を植えている。
棚田の維持管理は大変であり、その費用も少なく廃田となった。


小國さん 中国の棚田の話、今、中国農作物が農薬ばかり!!と、不安な情報を日夜聞いている現在、とても新鮮なお話でした。
日本も各地にある棚田を維持するのが大変と思いますが、滋賀県もグリーンツーリズムを促進できる方向になってほしいと思いました。


鍔田さん 振本ありささんの大切にされている築80年のニコイチ長屋にとても興味を持ちました。古いものを残していき、かつての京都の長屋や町屋、当時の生活文化を少しでも知ってもらい保存していきたいと言うお話がとても印象的でした。
初めて訪れる場所なのに、懐かしいというか落ち着いた家に、本当は当時のありのまま残していきたくて、当時のまま残す(戻す)為に時間やお金をかけている。それも家族で協力してできる限り自分たちの手で。。。なかなかできることではないですね。本当なら取り壊して何か収益性の高いものが建築されているものだろうと思った。お隣さんと壁一枚でつながっている全く同じ造りの長屋。見た目も可愛らしく吹き抜けになっている上空に見える窓の外の青空がとてもきれいでした。

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研修2  都市と農村漁村の交流を受講して その1

先日7月28日の宮崎猛先生の講座を受講しての感想です。

自給自足グループ 増田さん

 宮崎先生の話は「里山七彩」という講座で一度お聞きしましたが、自分が何を目指すかという事に非常に影響を受けた話でした。今回の講座でグリーンツーリズム(都市農村交流)の分類定義等のお話は、今後の方向性等を再認識出来、大変参考になりました。

旅行というと、まずどこへ行こうと、行き先が先にありましたが、段々と何をするか、なんがしたいのがという方向に、観光から体験(交流)に変わりつつあります。

 いなかの新鮮野菜・くだものなどは魅力ある商品です。中国産の安全性の問題等から、食べ物はより安全で安心なものが望まれている状況で、それに答えるべく手間を惜しまない農作業が必要です。その作業を体験というかたちで都市農村交流活動に結びつければと改めて考えております。

また、農作業は厳しい作業です。しかし、自然に対応し、成長を確認し、実りをむかえる素晴らしい作業だと思います。これは体験と通じて教育にも活かされるべきかとも思っています。

増田さんのブログ
環境まちづくり(東近江 滋賀)~田舎の良き環境づくりと都市との交流~
は、まさに今回のテーマを地域で実践されているレポートですね!

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