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2007年9月30日 (日)

研修4 生ごみ循環+ガリ版印刷発明の地+地産地消米粉パン その1

2007年9月29日(土)

今回の講座のタイトルは長い。
滋賀県東近江市をちょっとまわるだけでもこれほどヴァラエティに富んだ活動を見ることができるんです。

今回のプログラムは…

●東近江市蒲生岡本町の「生ゴミ堆肥化運動」の町のリーダー岡田文伸さんを訪ねる。
●同じく岡本町の堀井新次郎父子によるガリ版印刷発明を後世に伝える「ガリ版伝承館」でガリ版体験
●岡田さんのところの新米ご飯と畑のお野菜で作った「環境おべんとう」というより豪華昼食。
●糠塚町の農業組合法人「万葉の郷ぬかづか」で米粉パンとバター作り。


昨日までの蒸し暑さが急に今日は肌寒く時折小雨のぱらつく一日になりました。

●「生ゴミ回収なし」ゴミの堆肥化の町 岡本町
 「岡本宿 ホームページ はじめよう生ゴミの堆肥化」Cimg2218

人口が増えないのにゴミは右肩上がりに増える。
ドイツは51基、アメリカは168基。日本のごみ焼却炉の数は1490基。
汚いものは何でも燃やしてしまえ式な日本のゴミ処理。清潔そうで、その排煙は空気を覆っているわけです。

Cimg2210岡本町の岡田さんの案内で倉庫の分別ゴミステーションを見学。
「雑多な紙」「発泡トレイ」などが分別しておいてあり、いつでも持ち込んでいいように常に開いています。
もともとゴミ出しマナーが悪かったという岡本町で、生ゴミ以外のゴミは倉庫で匂いもなく集められていました。
そして生ゴミは岡田さんの畑の一角にある「堆肥コンポスト」に入れて、かき混ぜて蓋をしておきます。うーん、やっぱり生ゴミな臭い。。。二つのコンポストを交互に密封して熟成します。熟成しているほうは土の匂いに。田んぼに使うほどの量にはなりませんが、畑の肥料になっているそうです。そしてまたスクスク野菜が育ちます。

個人的な興味ですが、韓国語のサークルをやっているどらここにとって、蒲生はとても興味深い土地です。むかーし、むかし。中大兄皇子は朝鮮半島の百済と深い交流を持ち、百済、高句麗、新羅の過酷な争いで百済の要請で2万の兵を出します。しかし、白村江の戦いとしてほぼ全滅。百済は新羅に滅ぼされます。難民となった百済人は、海を渡り若狭、そしてなんと1500人もが日野、蒲生の地域に定住し、大陸の技術や文化を伝えたのでした。その高度な技術が今も岡本の神社にも残っていました。万葉の時代に蒲生を詠い恋を詠い、華やかな伝説を残した額田王も渡来系と言われています。

●ガリ版印刷「ガリ版伝承館」
        ようこそガリ版発祥の地 岡本宿へ
〒529-1521 滋賀県東近江市蒲生岡本町663番地
開館日時:土日(年末年始を除く)午前10時~午後4時

Cimg2230参加者の中には「昔、学校や職場でガリ版で使っていた」というバリバリのベテラン(?)さんも多数。一方、ガリ版初体験のワタクシ。ガリ版作りの原紙を鉄のペンで引っかくのに破りまくってしまい、やり直し。やっと鉄板の上に貼り付けて今度はインクが入るように力を入れて紙を削るのに今度は力が弱く。。。皆さんにはるかに遅れて出来上がった割にはいまいちな出来上がり。とほほ…。もう一回チャレンジしたらもうちょっとマシなものができそうです。

●「環境おべんとう」
Cimg2245生ゴミ堆肥を使い、岡田さんの畑でとれた野菜を近所の料亭でオードブル式にして出してくださったお昼ご飯。「芋のつる」を炒め煮?したのが美味しかったです。ご飯も美味しく、ダイエット中(いつでも)のワタシもイケナイとは思いつつ、おかわりしちゃいました。

 農事組合法人 万葉の郷ぬかづか
 滋賀県東近江市糠塚町1253
℡:0748-23-6898
Fax:0748-23-6928

Cimg2263最近、製パン会社からも出てきた「米粉パン」。
ぬかづかでは、地域で取れたお米で地域の農家の女性たちがパンを作っています。
なんと、今回のコーディネーター養成講座のメンバーの中井さんがパン作りを指導されたそうです!パン作りの米粉は色々試したところ、コシヒカリがもっちり感が出て一番いい、と、今年は早速新米もパン用にコシヒカリを確保したそうです。
「よもぎ」「かぼちゃ」「むらさきイモ」の鮮やかな色のパン生地を好きな形に成型して焼いてもらいました。小麦のパンとはまた違う優しい風味のパンです。
そして、特注で作ったという丸いビンに入った地元の牧場でとれたミルクを振る!振る!踊りながら振りまくる!!!と、なんと、バターができました。ちびくろサンボじゃないですけど、
「ぐるぐる回ってるうちにばたーになっちゃった、、、、」
なんという魅力的な!

ぬかづかのパンは月2回、市内の幼稚園のおやつになっているほか、「びわ湖大橋米プラザ」、「八日市やさい村」でも販売しています。

パン工房、野菜直売所の裏では農家のお母さん、おばあちゃんたちが野菜の手入れをされていました。
地元で家族みんなが生き生きと働いていらっしゃるのがステキだなぁ、と思いました。

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