産地訪問 大中のトマト農家濱田さん
東京を出て、世界を夫婦で巡った千葉英介夫妻がたどり着いた滋賀。
滋賀県民歴1週間のこの友人夫婦と一緒に先日「農と食のコーディネーター養成講座」で訪問した大中を再び訪れました。
ちなみに結婚前の奥さんのマキちゃんと私はキューバのハバナで出会った希有な友人です。
千葉英介さんのレポートです。
美味しい野菜の生産現場は
実は癒しの空間
濱田さんは家族でミニトマトを作っている専業農家さん。
ひとつ400坪程のハウスがいくつも並び、中には瑞々しいみどり色の茎が横に長く伸びていて数段の棚のようになっている。
根元は黒いビニールで覆われ太陽光線の吸収効果を高めている様子だ。
ところどころにトマトの実がつらなるようになっている。
一歩ハウスに入ってみると、空気の違いに気がついた。
何だろう。
マイナスイオンとか高純度の酸素がゆったりと流れているようだ。
トマトはきれいな水と太陽の光りを潤沢に与えられ、温度や湿度の管理がきちんと行われている。
「そういえば、作業していると気持ちいいんですよ。」と奥さんが話してくれた。
決して大袈裟でなくここは癒しの場だ。
収穫されたトマトは宝石のように輝いている。
激しく燃える大粒の真っ赤なルビーのようだ。
元気が伝わってくる。なんだか嬉しくなってしまう。
直径2センチ程のまんまるの実を手にすると、星形をした濃いみどり色のガクが目に留まる。先っちょがピンと尖っていて、新鮮さと育ちの良さが伝わる。
味はと言えば、甘さと酸味の絶妙なバランス。これぞ極上!
蜂のお仕事?
「このハウスには蜂が放してあるんです。」
と言われて見ればブンブン言わせながら何匹かの蜂が忙しそうに飛んでいる。
「受粉作業を担当しています。でも刺さないんです」という奥さんの一言で安心。
他にもさまざまな工夫が・・・。
みどりからあか?
まだ固そうな青いのは生命力を秘めている。
黄色と橙の混ざったのは成長エネルギーがぐるぐる回っている真っ最中。
燃えるような真っ赤なのはまるで芸術品・・・。
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