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2007年12月 3日 (月)

大中で、にんじん農家を体験

先日セミナーで訪れた滋賀県東近江市の大中町にある野田さんのニンジン農家へ再び。
そういえば、セミナー参加者のマスダさんもブログに野田さんと仲間の農家さんたちの収穫祭に行ってきたと書いていらっしゃいました。

Cimg2913今日はニンジン掘り初体験。
野田さんと奥さんに抜いて、並べて、包丁で葉っぱとひげ根っこを切ることを教わり早速トライ。
土がフカフカなのでフカッと抜ける感触がいい。
小さいのや、赤いダイコンか?と見まがうようなでかいヤツ。親子のように絡みつくのや、パックリ大きく裂けてしまっているのも。おっ!しもやけの手が転がってるで!千差万別の形のニンジンにいちいち声を上げて喜ぶ私たち。
Cimg2930ずっとかがんで続けるこの作業。最近まで野田さんのお母さんがほとんど一人でこの作業をされていたそうです。今日は私たちおしゃべりをしながらですが、冬の寒い時期が旬のニンジンを毎日一人で寒い屋外で掘り続けるのは一種修行のようです。
奥さんのお話では、毎年毎年、ニンジンの成長には何かしら厳しいことがあるそうです。
寒すぎても、暖かすぎてもだめ。雨が降っても降らなさ過ぎても。
コントロールできない自然に対して、謙虚な心を持たなければ、続けられない仕事です。
滋賀はまだ自然災害は少ない。
今年はもうすでに北の地方では大雪がつもり、石油の値段が急激に上がっています。

小さいのや、形の悪いものは廃棄。再び畑の土に戻ります。
ああ、もったいないなぁ。味は一緒なのに。。。商品としてはそうはいかないのです。
大きなプラスティックバックにニンジンを詰めて、口を切り取ったニンジン葉で蓋をしておきました。お昼をはさんで再び作業を開始してみると、廃棄で風にさらされたニンジンの表面はサツマイモのように赤くなっていました。

Cimg2931 夕方、作業を終えると農協の方や、野田さんの農家仲間さんが集まっていらっしゃいました。野田さんのニンジンを搾ってジュースを飲みながら、話題はニンジンのサイズの話。
人間だっていろんなサイズがあるようにニンジンだって同じこと。
だけど、スーパーで袋詰めで売っている3本のニンジンはいつも同じ大きさ。
今年はニンジンが小さめだそうで、野田さんの奥さんは
「今年はニンジンはあきらめた」とおっしゃった。

「スーパーに並ぶようなきれいな形のニンジンはざっと100個掘って1,2個あるかどうか」
自分で掘ってみてわかりました。
今までニンジンというのはこの形、この大きさが当たり前だと思ってました。

「あまり厳しくサイズを制限したら、今年は出荷が足りなくなってしまう。」
でも、小さいじゃない?と、すでに何件かのクレームを受けている、と、農協さんも困惑顔。
同じ100gでも大きさがだいぶ違ったりするので袋詰め、箱詰めには気を使います。

私たち消費者は何を求めているのだろう?
安全、安心といいながら、所詮目の錯覚や、気分で買っているだけなのかもしれない。
闇雲に求めれば求めるほど、不自然にならざるを得ない商品としての農産物。

規格外のニンジンや水菜、かぶらなどを奥さんが箱に詰めてくださいました。
いや~、こんなにいただくほど働いてないよなー、と恐縮。
遠くの友人に宅急便でおすそ分けしたら
「かわいいニンジンやなぁ~!美味しかったわ~!」と電話が来ました。









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