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2008年5月

2008年5月29日 (木)

ぼくは狂牛病の牛肉輸入反対@韓国 

2008年5月24日(土)
Cimg4232韓国に行ってまいりました(またcatface)。

前回3月には南の穀倉地帯の全羅道地方でも見渡す限り土色の荒涼としていたのが、
2か月経つとソウルの北の江原道(この道の北半分は北朝鮮)でも新緑の山々、田植えが終わったばかりの水田が北漢江に沿ってキラキラ輝いていました。

Cimg4198韓国の今は、地方もソウルもとにかく「 狂 牛 病 の 牛 肉 輸 入 反 対 ! ! dash」でいっぱいでした。
冬ソナのロケ地として有名な春川(チュンチョン)でも一番の目抜き通りの明洞(ミョンドン)で若い人たちが米国からの牛肉の輸入再開に反対する「ろうそく集会」をしていました。
全国に広がるこの抗議行動はなんと、中高校生が中心になって始まりました。
元々平和的な集会が、規模が大きくなって大人も参加し始めると道路の不正占拠や警察との小競り合いなどが起きるようになり、若い学生の割合は減って行きました。
偉いなぁ、学生さん。アカンなぁ、大人は。

Cimg4199



「我が家は狂牛病牛肉輸入に反対します」



数年前、韓国を騒然とさせた「毒餃子」でならぬ「ゴミ餃子」事件。
韓国の国民食、真っ赤な辛いインスタントラーメンのトッピングに学校の帰りに、おやつに、誰もが口にする冷凍餃子に腐った食材が混ぜてあったと言う衝撃的な事件。
日本と同じように韓国でも「食の安全」を脅かすような事件が続いています。
それに対して、国からも、国民の中からも、様々に安全を取り戻すアクションが起こっています。
そのアクションの現れ方がかなり日本と違う。はっきりしてるなぁ、素早いなぁ。

ファーストフードや洋食が好まれるようになって若者のキムチ離れが目立つようになった時、国を挙げてキムチを食べようと学校での伝統食の食育に力を入れました。
また、とある自治体が学校の夏休みに貧しい家庭の子供達に提供する給食が「酷く貧弱で不味そう」と報道され、国民から散々に抗議を受けた自治体はホームページに謝罪文を掲載するはめになりました。
最近は給食には地元で採れた無農薬の野菜に限定するなどの学校も増えているようです。

今年は、鳥インフルエンザが猛威を振るい、輸入された米国産牛肉に狂牛病の恐れのある部位が混入。
そのあおりで豚肉の値段が高騰するなど、食に対する警戒は国民全体に行き渡っているようです。

大統領が国民の気持ちを汲み取れなかったと謝罪したものの、米国産牛肉の輸入の再開はアメリカとの自由貿易協定の関係上避けられない事を理解して欲しい、、、と、苦悩の新聞広告を出していました。

Pic_080524_1
帰りの飛行機の中で読んだ新聞に韓国農協中央会が出した広告のキュートな牛母子に釘付け。
「韓牛を守る力には全国民の信頼と韓牛農家の汗があります」
全国民と共に韓牛祭りというのが行われるそうです。

ソウルで夕食を食べた豚の三枚肉焼き(サムギョプサル)は私の知ってる価格の2倍。
店がオリジナルだと胸を張るうすぎり牛肉もなんだか風味もなく。
きっと安い輸入肉だろうなぁ。
うちの親は美味しい美味しいとバクバク食べていたけれど、私の知ってる美味しい韓国の焼き肉はこんなモンじゃない。

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2008年5月21日 (水)

大戸洞舎 meets 仰木

Cimg2733湖北の大戸洞舎の松本さんが仰木の棚田オーナー田植えに参加されました。
将来の農業や地域活性化に同じく課題を抱える地域の農家さん同士、感じる所が色々おありだったのではないでしょうか。
他でおしゃべりしていたので直接お話を聞けてないのですが、大戸洞舎 meets 仰木の感想を松本さんがお寄せ下さいました。

仰木棚田守り人会主催「田植え」に参加して
                                          大戸洞舎  松本

おらが村にも棚田を作ろうか?と密かに思っている程、僕は、大の棚田ファンです。
あちこちの棚田を訪ねて、いつもその造形美に感動します。
棚田は自然と、その中での人々の生活が作り出した、稀有な協働の作品のように思います。
何年かかって作られたのか?
どういう思いで積み上げていかれたのか?
その労苦はいかほどのものだったのか?
この風景の中でどんな人心劇がくりかえされたのか?
拙い想像力で推し量ってみますが、棚田の美しさと長い時の重さに沈黙です。

いまこの棚田が危機で、なんとか保全できないものかと、どの地域でも苦慮されています。
生産効率が優先される経済の原理において、美しさはその原理の単位にはなりません。
作物を生産出来る面積(水平面=水田)とそれを支える面積(斜面=土手)が同じでは、はなしにもならないのです。
まして曲線美は不効率の極みです。
そんなところで、無駄としか思えない労力を使って食糧を作る必要があるのか?
山に帰して、やめたらどうですか?・・・と言った役人もいる。
そして、そんな分かりやすい原理に対抗すれば苦戦は火を見るより明らかです。

地元住民にもっと元気がでたら・・・と守り人会長は呟かれた。
「元気がでる」とは、もっと地域を愛し、棚田で生活することだろう。
棚田が荒廃すれば、地域がくずれる、そこの文化もなくなる。
無くなって何が悪いといわれれば、おそらく返事はできない。
寂しいだけだというしかないかもしれない。
現に無関心な住民も多く、守り人も高齢化している。

食べ物を作るということが、こんなにも軽んじられる社会が、豊かなのか、どうか?
僕には簡単に判断できません。
ただ効率最優先の考えが、僕らに充足を与えてくれるものではないということは、徐々に明らかになってきているように思います。もしその実感が確かなら、苦戦にも耐えうる可能性があるのではないか、と僕には思えます。

老若男女、たくさんの方々が田植えにきておられました。きっと想いは様々で、その参加がこれからの棚田保存にどう繋がっていくのかは未知数でしょう。しかし、そこに美(作ること、楽しむこと)という共通項が合意できれば、新しい生活スタイルによって棚田がこれからも活用されうるのではないか?そうあって欲しいと思いました。

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田んぼでRice Planting!

「田植えをして初めて日本人になるんです」

去年、生まれて初めて私が田植えを経験させていただいた「麦の家」のご主人の山崎さんがおっしゃっていました。
先週末は栗東と仰木で田植えレンチャン。
そこへ、滋賀県国際課のジョンさんのご協力で両日8人づつの県内の学校で英語を教えている外国人の先生達も参加して下さいました。
「日本人になったばかり」の私なもので、とてもお手本になるものではなかったのですが、一緒になって農家さんの鮮やかな植えっぷりをホレボレ眺めておりました。
あそこまでに至るにはまだまだ。

英語の先生達はアメリカやオーストラリアなどからおいでで、白人、黒人、黄色人種など人種も様々。
もちろん全員「田植えは初めて」
県内のお住まいは安曇川、長浜、彦根、栗東、など全域に渡っています。
担当の学校の近くにお住まいなので繁華ではない所にお住まいな方も多かったようです。
日本語がとっても流暢な方もいるし、簡単な言葉のみ解る方。
長く日本にお住まいの方、来日まだ数カ月の方も。

私も韓国に留学してましたが、唯一のストレス解消が娯楽室(ゲームセンター)。
日本でゲーセンなんて全く行かなくても韓国語がわからなくても楽しめるものがそれっきゃなかったのでした。
外国人のセンセイたちは滋賀の田舎でどうしてるんだろ?
聞いてみると意外とみんな「滋賀が好き」、だそうですhappy02
今回、英語の掲示板で田植え情報を見て「こんなイベントを待ってました」ととっても楽しみにしてくれていたそうです。

「ごはんはどうしてるの?」と聞くと、
「…コンビニ。。。」
「野菜、食べてない」
日本の食の思い出がコンビニになってしまうのでしょうか。。。sad

5月17日(土) 栗東 東坂

Cimg4088
じゃじゃじゃーん!人生初田植え!





Cimg4095さすが農家のオカアチャン、速!! 






Cimg4100田植機登場。
これで広い田圃をパッパカ植えられます!





Cimg4104見よ!見事にシュプールを描く稲!






Cimg4111おお〜、上手いや〜ん。ちゃんとまっすぐ植わってるよぉー





Cimg4119カドタ教官によるマンツーマン指導。
視線は遠くに一点、まっすぐ見てねー!





Cimg4123みんなで美味しいおにぎりや、お漬け物、ふな寿し、ケーキを頂きました。
外国人の皆さんも意外とお漬け物も大丈夫なんです。



5月18日(日) 仰木

Cimg4148棚田オーナーさん、学生ボランティアさん、外国人の先生、100人以上が参加しました!





Cimg4146
辻さんに改めて苗の植え方をレクチャーいただく。
フィンガー5チックなサングラスがオシャレ。




Cimg4150初めての挑戦!楽しいね〜!






Cimg4153細長くてくねってる田んぼは植えにくいねぇ。






Cimg4160滋賀の素晴らしい景色と人の縁が心に残りますように。

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募集中!地元の農家さんと交流しようー援農隊!

Cimg2532こだわり滋賀ネットワークのお勧め企画、「援農隊」。
日野町別所と栗東の2カ所で開催します。
栗東で開催します。

日野町別所は去年「命見つめるふれあいバスツアー」でおジャマした所。
とっても穏やかで優し気な笑顔の皆さんに迎えられて楽しい半日を過ごしました。

栗東も去年、全国豊かな海づくり大会のプチツアーで訪れました。
特産のいちじくの甘い味と香りに大満足でした。


今年もそのご縁を大切に、続けて訪問しようと思います。
そして一緒に農作業をしながら絆を深めて行きましょう!

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対  象 : こだわり滋賀ネットワーク会員  原則2班体制
※定員に達し次第締め切らせていただきます。(約50名)

実施地区 : 日野町別所営農組合、栗東市こんぜ清流米研究会 

期日・内容 :
日野町別所営農組合
         7月6日(日) 花の種まき・交流会
         9月23日(火・祝日) 稲刈り・ヒマワリの種とり

栗東市こんぜ清流米研究会
         8月2日(土) 草刈り・モモの収穫
         9月13日(土) 稲刈り・イチジクの収穫  

2008年6月10日追記おしらせ

残念ながら日野の別所での援農隊が中止になりました。
諸事情で、土日も休めないほどの状況なのだそうです。

栗東の方は開催します。
援農隊員はあと10名あまりの募集枠があります。
連絡先は事務局あて
『農業体験と交流会(援農隊)参加希望』
と書いていただき住所、氏名、電話番号、をファックスでお送りいただけたらと思います。
===========================================
北川良治
滋賀県農政水産部農業経営課
   農産ブランド推進室マーケティング担当 

〒520-8577 大津市京町4丁目1番1号
TEL 077-528-3892
FAX 077-528-4882
kitagawa-yoshiharu@pref.shiga.lg.jp
===========================================

備  考 : 傷害保険に加入します。(ただし当方に過失が無い場合の損害は補償しかねます。)
*参加者には計画の詳細が決定次第、お知らせします。

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2008年5月20日 (火)

公開中!「暮らしの中の造形展」

20080516_1「暮らしの中の造形展ー田上絣と手拭」
        
開催期間:2008年5月16日(金)〜24日(土)
開館時間:午前10時〜午後5時まで
開催場所:龍谷大学 瀬田学舎 RECホール・ロビー
入場無料


大津市の田上の集落に残る昔の民具や農具、そして各家庭で女性達によって織られた布や「田上手拭」と名付けられている田上好みの手拭などを展示しています。

こだわり滋賀ネットワークの公募幹事の蔭山さんがこの冬「行方不明」だったのはこの展示の準備の為デスcoldsweats01
力作のパンフレットは2000部無料配布dash
それを見るだけでも手仕事の素晴らしさにワクワクします。

道具の大きさや形、一つ一つに使い込まれた実用の美。
日々の仕事に使われるものだからこそ至った境地がありました。
女性達が各家庭で織っていた布には「ああ、この柄はどこの誰々の。。。」と誰もが知っていると言う「その人となり」が現れているそうです。
嫁として妻として生きる暮らしの中では出す事ははばかられていただろう密やかな「自分自身の思い」が、悲喜こもごも込められているのだと思います。
大切に使われて、使い込まれて、用途を変えてまた生き返り、ぼろぼろになっても継ぎ合わされて、大事にしまい込まれていた愛しい布。
私は明日見に行きたいと思いま〜す♪

ちらしの表をダウンロード

ちらしの裏をダウンロード

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2008年5月19日 (月)

募集中!08年度農と食とコーディネーター養成講座

08shokunoh
去年も19名の方が修了し、「農と食のコーディネーター」の認定を受けられました。
修了した後も、イベントを企画したり、農作業や料理を手伝ったり、と絆は強まってます。
「人脈やネットワークが広がり、心強い仲間ができた。」
「ずっと滋賀で暮らしてきたのに知らない所ばかりで新鮮だった!」と大好評だった講座。
今年はその新しいコーディネーターさんの中から3名の方がナビゲートします。

●期間:6/21〜11/8 全5回
●場所:滋賀県内各地域での現地フィールドワーク
●受講料:全5回で3000円(ただし、各回食事、体験料など別途負担金あり)
●募集人数:25名 (応募者多数の場合抽選。過去に受講した方は不可)
●スケジュール詳細:オリエンテーションにて説明します。

run応募締め切り 5月28日
申し込み用紙をダウンロード
研修内容をダウンロード

お申し込みは申し込み用紙に記入の上ファックスか郵送で。

faxtoお問い合わせ:こだわり滋賀ネットワーク事務局
tel:077-528-3893
fax:077-528-4882


riceball研修内容概要
6/21(土) 13:30〜15:30 事前研修  びわ湖大橋米プラザ(大津市)
6/29(日)午前〜     魚のゆりかご水田に行ってみよう(近江八幡白王町)
         琵琶湖博物館
         県内最大の農産物販売、加工施設「ファーマーズマーケット」(守山市)
         昼食:ファーマーズマーケット内「おうみんちの地域食材バイキングレストラン」

7/19(土)午前〜 滋賀県農業技術振興センター(安土町)
         環境こだわり野菜「達人の畑に行こう」(近江八幡市、東近江市)
         食と農を結ぶ新しい道を考えよう交流会(栗東市)
     <「映画の朝市」企画 栗東市農業後継者クラブ、東坂21いきいき元気村朝市グループ>
                             昼食:もんぺおばさんちのとびっきりのお昼ごはん

8/30(土) 午前〜「あいとうエコプラザ菜の花館」食と農の資源循環の今を研修、体験。
          菜の花サポーター「NPO愛のまちエコ倶楽部」との交流(梨の収穫、ぶどうの多品種目試食)
          昼食:地元農家の方々の「昔ながらの炊き込みごはん」

11/8(土) 午前〜  湖北の伝統料理を作ってみよう(鯖棒ずし、鯖ソーメンなど)
         湖北農村婦人の家「赤谷荘」  民間で伝統料理文化を伝える農村女性の活動を伺う
         農事組合法人「大戸洞舎(おどふらしゃ)どっぽ村交流会
         修了式


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2008年5月12日 (月)

歴史を刻み続けるー仰木祭

連休明けの朝、家の外で「ワッショイ!ワーッショイ!」と鳥が鳴く。
どこかから逃げ出したオウムか九官鳥?と外に出て探しに出ると、電線の上で「ワッショイ!」
近寄ると「ガア!!」と飛んで逃げた、それはカラス。。。
県内どこでも春祭りのお神輿が出ているので聞き覚えたのでしょう。
古くからの地域ほど春祭りは大掛かり。
その上、農作業も今こそやらなければ!と、とっても忙しい時期。
ゴールデンウィークに家を離れて旅行などはとても考えられない田舎の春でした。

Cimg3932_32008年5月3日(土 憲法記念日)大津市 仰木平尾地区

国内外でだいたい2年に1度宿替えをしてきた流れ者の私は
滋賀に引っ越してきて近所の人々が20年も同じ所に住んでいる事にびっくり。
知り合いが増えるうちに滋賀の人はそれどころか、何世代も何世代も同じ所に住んでいる。
仰木に至っては1000年以上も前の出来事で未だに仲違いしたり、結婚を許さなかったり。。
故郷の歴史に「源氏平家」が今も生き生きと語られる現場で一族を繋ぐ者として生きるという、私が出会った事のない生き方が仰木にはありました。

Cimg3905仰木祭は大人から子供までみんなに役割がありました。
1000年以上も世代世代の役割をこなし、親兄弟の役割を観ながら村の文化が形成されているのでした。
だから、昔ながらの衣装を身に着けても、まるで毎日着ているかのようにしっくり似合っている。
若い人がワラジの結び方がわからないと年配のベテランが教えてくれる。

私の実家の団地の盆踊りには小学生の時には出店におもちゃやお菓子を買うだけで踊りの輪には嫌々ちょっと入る程度。
中高生になるとほとんど行かない。
「祭る」思想、語られて来た歴史、共通のリズムやメロディ、を持ち得ていない新興の団地。

こうして一日を仰木で過ごすだけでも、まず仰木太鼓を誰もが叩ける事が祭の当事者感を強くしているんだと思いました。故郷のリズムを自分の体が刻める限り、仰木の祭はこれから1000年だって続く事ができる。

お祭りの日には村のお家がお客さんをおもてなし。
「うちにも寄ってや」。と顔見知りを見るとお誘い。
寄らせていただいた農家さんのお家には何日分の?と思う程大量のごちそう。
うひょー。
Cimg3894Cimg3895Cimg3900






村の道路を通行止めにして午後から行われた村の歴史のストーリーにのっとった行事はどれも見物でした。
が、私が特にびっくらこんだった事。


Cimg3904




<着物>
稚児のお母さんは訪問着。着物好きな私はうっすら「着物着て行こうかなぁ」と思ったのでした。
この日は天気もよく、暑いくらいで5月とはいえ、もう単衣でもいいかなぁー、袷なんて汗みどろで着てらんねぇimpact。綿麻の単衣で軽く行こうかなぁー、と思いつつ、結局、時間がなくて洋服で行ったのですが、、、

あー、そんなん着ていかなくてよかったーーーーsweat01

なんと、見物のお嬢さんは振り袖。
お正月でもないのに、成人式でもないのに、なぜに?
それだけのお祭りの格だということなのでしょうね。。
「格」なんて、ちゃらんぽらんな私はとっても苦手なんですが、うひょー。
失礼な事になる所だった。。。

しかも、行事で稚児の手を引いたお母さんは道路を3回半のダッシュ。
ちょっとした陸上競技を訪問着姿でしている感。タマゲました。
速かったです。
私なら転けます。

Cimg3971<お馬さん>
「馬駈」という行事でお馬さんが道路を駆け抜ける。
一度駆け抜け戻って行って、二度目は現れなかった。
なんと、、、崖と言うか、道から低くなってる家の敷地に落ちて負傷。
気を失った可哀想なお馬ちゃんは不幸中の幸い、骨折はしなかったようです。

<弾ける西村さん>
守人の会の会長の西村さんは普段とっても腰の低い、物静かな、優しく、素朴な方。
その西村さんがこの日は「仰木で一番の酔っぱらってた男」。
とっても陽気に弾ける西村さんに付き合って飲んだ若いおニイさんは酔いつぶれてダウン。
私は飲めませんが、お客さん達と一緒にお酒を飲みながら、とっても嬉しそう。
夕方、千鳥足でたいまつをかついで行かれました。
それでも重いたいまつをシャンと運ぶ足腰はさすがです。

Cimg3985最後にたいまつとお神輿は小椋神社に帰ります。
水の張った田んぼの脇。暗闇の中、松明とお神輿、そして太鼓の音。
祭りの装束が続き、時代をさかのぼったような幻想的な風景でした。

とってもステキな仰木祭。
来年もぜひ伺いたいです。

Cimg3990ちなみに、翌日は穴太の麦の家で田植え。
近江神宮の神官さんにより今年の豊作を祈願。
「何時代に生きているのだろう。。。」と思うなかなか面白い2日間でした。

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2008年5月 5日 (月)

トークライブカフェ#1 つながる事はすばらしい  その2

それぞれ違った立場でのトークはとても新鮮。とても刺激的。

Cimg3827「滋賀は土がいい。とてつもなくいい」
     そうおっしゃるのは山梨から越して来られた方。

「数百年耕したその豊かな農地を埋め立てて、簡単に家を建ててしまっている」

先祖から受け継いだ農地ではあっても、農業では食って行けないし、後継者もいない。
折しも通勤に便利な湖南地域なぞ人口増加でどの駅前もタケノコのように高層マンションが建つ。
車窓から見える風景も田園風景がどんどん宅地造成されていく。
とてつもなくいい土を「もったいない」と思う人がいても魅力的な値段で開発業者に手放す以外に活かす手だてがない。

「滋賀は水がいい」
琵琶湖に入る前の地下水を飲んでる滋賀県民。
それが何か特別な事だと思いながら飲んでいるでしょうか。

Cimg3835
「東京で一番悪いと思ったのは水」
滋賀から東京を訪れた方はそう感じたそうです。

滋賀県民の想像以上に東京でと言わず、他府県で「滋賀」って存在感ナイようです。
しかし、滋賀県民は滋賀と言う小宇宙がとても心地よく、なにもわざわざヨソに知られて人に来てもらわなくても今のまま、県内だけでやって行っていいやんか。。。
そう思えるほど、滋賀、特に湖南地域は豊かだと言う事です。
その感覚は今では私もわからなくはありません。
知られてないから、何気ないから、滋賀はいい。
変に観光地になって今の素朴さが失われてしまうのはツマらない。

Cimg3807反対に限界集落や過疎化が深刻な湖北では他府県からの移住や交流を積極的に進めていて、若い人たちが頑張っていて面白い。
素朴さが失われる以前に、ブルドーザーで根こそぎ姿を消してしまう。
そんな風景を私も日々、無力感をもって眺めています。
無くなってしまってからは取り戻せない。
都市化する事じゃない。
オシャレな事じゃない。
便利な事じゃない。
滋賀の魅力はそんなんじゃ、ない。


Cimg3831東京で「滋賀」というブランドを発信する事は価値ある事なのか。
力を入れている「環境こだわり農産物」は素晴らしいとはいえ、他府県に安定出荷するほど量は無いし、まずは地元の「地産地消」を進めて行かなければならない。
メディアを通して都会に知られた結果、伝統食品が地元の人に回らなくなるというジレンマも。
そんな状況で何のメリットが?

東京では日々、各都道府県から積極的に田舎のライフスタイルの提案や、新鮮さと安心安全をうたったブランド農産物や加工食品が販売されているそうです。
ベンツに乗って野菜を買いに来る。
滋賀からみたら「なんじゃそりゃ」ってな感覚です。
Cimg3826
「東京八重洲口にオープンした「北海道フードパラダイス」がすごいですよ〜」 ←わこさん、ここかしら?「北海道フーディスト」

既に滋賀から発信されたブランドは存在感を発揮しています。
しゃぶしゃぶ・すきやきとステーキの店「近江源助」
和菓子、洋菓子のたねや
池田牧場のジェラート
などなど。滋賀県内では「いつでも手に入る」けれど、東京なんかでは「すぐに売り切れて手に入らない」商品だったりします。

そこまで知られなくてもいいし。。。とはいえ、困っている事は色々あります。
今日の会場の栗東市の東坂は同じ市内に住んでいても、こうしてご縁がない限り足を踏み入れる事もないであろう古くからの在所です。
「ここの山には薬草が多いし、間伐材も多い。何か利用できないものか」
近くの地域でも「野洲の竹生(タケジョウ)のゴボウはそこにしか出来ない伝統の作物なんだけど、後継者がいない。」

Cimg3838東坂の中井さんは
「楽しい農業がしたい。その形を残したい」
地域の一品、村の一品があれば、と思い、毎週土曜日の朝に青空市場を出して天然酵母のパンを出したり、
仲間達とソバ畑コンサートを開きました。
今年は魚のゆりかご水田に挑戦したり、キラキラ光る川をもっときれいに、とムツの放流をしたり、といつも楽しそうに新しい計画をお話下さっています。
今年は私も千葉さん達と中井さんちの田植えに参加です。

県外から来た私たちが滋賀の自然や伝統、農業と出会い、こんなに楽しめるし、未来を語れる。
「つながる事がどんなにすばらしいか」
文化祭としてのお茶うけサミットin東京で開いたら、
滋賀のごく普通の農家さん達が直接そんな人の繋がりができれば、
滋賀の未来にも、都市で暮らす人々にも、大きな収穫がきっとある。。。
そう思うんですけど、皆さんはどう思ったかな。
Cimg3823Cimg3815







今日のお茶請けは中井さんの絶品クリームブリュレ。
タマゴは地元の中辻さんのこだわりタマゴ。
中辻さんは先日「映画の朝市」で農家の自分の日常をセルフドキュメンタリーで撮った人。
一生タマゴ農家でいたい!と力強くおっしゃってました。

Cimg3850
会の最後に中井さんの近所の「いつもセット」になってる大坂さんちを訪問。
丁度屋根を吹き替える工事中でした。
大坂さんが命がけで(?)海に潜って採って来たテングサで作ったトコロテンをいただきました。
大人も子供も夢中になって食べながら、おしゃべりに花が咲きます。
のどかな大坂さんちはいつおジャマしても心が温かくなる素晴らしいお家です。


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トークライブカフェ#1 つながる事はすばらしい  その1

2008年4月29日(火 昭和の日)

Cimg3793Cimg3799






栗東市 東坂にある中井さんのそば道場。
11時過ぎてに私が訪れたときには、こだわり滋賀ネットワークのコーディネーターさん達はスタッフのお昼ごはんのお弁当づくりの真っ最中。
昨年度のコーディネーター終了後もこうして新しい企画で集まっておしゃべりしながらウキウキ。

トークライブカフェを開催するいきさつはこちら

トークライブカフェの大テーマは『お茶うけサミットを東京でやりたい!』。
しかして、お茶うけサミットの出展者である地元の農家さんであり、こだわり滋賀ネットワークのコーディネーターの皆さんから「なんで東京で?何のメリットが?お金が相当かかるだろうに、費用対効果はいかほど?」という疑問。
何のメリット。。。(「面白いから」としか考えてなかった浅はかなワタシ。catface
まず、何の為に?そこからみんなで考えて行く事にしました。

Cimg3803第一回のトークライブカフェには…
・地元も地元の農家さん、
・県内の農家さん、
・琵琶湖博物館の学芸員さんご夫婦、
・こだわり滋賀ネットワークを支えて下さってる県の担当職員さん、
・県議会議員さん、
・大阪にお住まいの大学職員さんで先日「大阪B級グルメツアー♪」を案内下さった方、
・去年の日野別所の農家さんとの交流会に参加下さった方、
京都から「お茶うけサミット」を大絶賛して下さった方
就職を辞退して「農業をやる!」と決めた新卒青年、
などなど本当にバラエティに富んだお客様にお越しいただきました。
面白いコトに、ネイティブ滋賀県民は数人で6、7割方が県外からの移住者でした。
外から来たからこそshine”viva!滋賀!!”goodが、熱かったりします。

Cimg3802ゲストに世界一周の後、東京から引っ越してきた千葉英介、真紀子さんご夫婦。
真紀子さんと私は6年程前に訪れたキューバの初っぱなに出会いました。
宿泊してたハバナのその界隈でほとんど見ない東洋人でしかも同じ日本人だと言う事で、宿の人や近所の人が出会わせて下さったご縁です。

会の始めに、彼らがぜひ観て欲しい、とお勧めのキューバの有機農業についてのドキュメンタリーを上映。
後で司会の成田さんが、「もっとこれについてじっくり話をしたかったなー」。
時間があまりなくて、参加者の自己紹介トークだけでも面白過ぎて、キューバの農業について深められなかった事が残念だったけれど、寄せられた感想文の中にも
「キューバは行ってみたい国NO.1で、非常に興味を持っていたので農業でも先進している事を知りとても驚きました」というコメントがありました。

千葉さん達のお話には世界を回りながら野菜の驚くべきパワーを目の当たりにしたウソのようなホントのお話がいっぱい。
趣味でニンジンなどの野菜ジュースの研究を続け、飲み続けている70代の大富豪のオジイサン。
なんと奥さんは20代の美女!
このオジイサンにジュースで病気を治してもらったのがご縁で結婚。
野菜ジュースの力で驚く程若々しいご主人と、健康を取り戻した奥さんはとってもheart04LOVEheart04 LOVEheart04heart04なんだそう。

その話を聞いたほぼ全員から「そのジューサー、欲しいlovely。。。」との声。

滋賀に引っ越してきてまだ半年なのに、もうすっかり滋賀でのライフスタイルを確立されてる千葉さんご夫婦。
元々、そういうヒトたちだったとみなさん、思っていらっしゃいますが、私が知る限りでも、滋賀に来るまでの真紀子さんは仕事の後はサルサクラブで踊りまくり、その後飲みまくり、タクシーでご帰宅、、、という完全無欠の華やかな都会のキャリアウーマン。(だよね?マキちゃん)
私も彼女は一生都会か外国で踊って暮らされるものとばかり思っておりました。それが…。。
滋賀に来て初めてお目にかかったご主人も、以前と今とは全然違うそうです。
お二人で世界旅行の中で感じ考えた結果が滋賀に来る事に繋がったとしたら、滋賀と言う土地には住んでいる私たちが思う以上の可能性があるのかも知れません。

参加者さん達とのトークは続きます。。。。


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2008年5月 1日 (木)

仰木棚田オーナーのお米の勉強

2008年4月27日(日) 大津市仰木

Cimg3769今年、初めて守人の会のメンバーとして仰木の棚田の田植えに参加させていただく事になりました。
棚田オーナー制度の実施する側も試行錯誤だそうで、去年はいきなり田んぼで「はい、どうぞ」と実践から始まったそうです。
今年は初めての試みで事前にお米づくりの全体像を学ぶ事になりました。。
オーナー希望者の数が心配されてましたが、まずまず集まり、更に当日にも決めかねて参加した人も。

「私は学も無いし… 」と、おっしゃる地元の農家の辻晋一さん。
聞いているうちに思いました。「これが学でなくて何が学だろう」
それに辻さんはじめ、仰木の農家さんたち、みーんな、お話がとっても面白くてお上手。
聞いてて、全く飽きる事のない素晴らしい先生でした。
Cimg3773
土と水、雨風、太陽が米を育てるとはいえ、「おいしいお米」を作るのは農家さんの職人技。
その過程の細やかな事。日本らしい美意識の原点は田んぼなのかも知れません。

あぜを土で塗り固めて水が漏れないようにする「あぜ塗り」という過程は「左官仕事のようにツルツルに」。

知らないけど、例えばアメリカのお米づくりでこんな丁寧な事は考えられないのではないでしょうか。
そして害虫や雑草、この頃は鹿、イノシシ、猿、なんかとも黙々と戦わなくてはなりません。
実りの秋に新米を手に入れるまではひたすら自然の声を聞き、逆らわず、怠けず。

「いやー、ちょっと、都合が付かないので、そこは何とかお願いできませんかねぇ。。。。」なんてごまかしを自然は決して受け入れないのです。。

「量産はできません。量産しようとすると質が下がります」
その言葉に学校で習った宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」が思い浮かびました。
美味しいと、米が特に誉められもしない位美味しい事が普通である事の裏にはこんな農民の姿があるのでしょう。

『慾ハナク

決シテ瞋ラズ

イツモシヅカニワラツテヰル』

Cimg3781講義の後は、いよいよオーナー田を決定するためオーナーさん達は田んぼにお出かけ。
その間に、守人の会のメンバーでおにぎりを握りました。
会長の西村さんの奥さんが炊いておいて下さった棚田のご飯。
大きな釜で炊いたふかふかのご飯をおにぎり型に詰めてから握る。
「これ(おにぎり型)も進化してるんだろうねぇ」
ごはんの国だからこそ、こういう小さな所への心遣いにも変化が。
そんな所にこそ「日本」があるんだと思うのです。

「お米に小さな黒い点がついてるやろ?」
おにぎり握りながら地元の村上さんが教えてくれました。
稲の出来始めの頃にカメムシが籾に穴をあけて汁を吸った跡が黒い点となって米粒に残るのだそうです。
減農薬をやるとどうしてもそういう米粒も出来てしまう。
完全に駆除すればシミ一つないお米はできる、けれど。

Cimg3783
ふかふかのおにぎりは塩だけでにぎる。
おかずは会長の西村さんの奥さん手作りのお漬け物やフキ味噌。
滋味と香りのシンプルな「日本の飯」。

今からそんなお米を今から一緒に作って行くのです。
量よりも質を大事に。
手間を惜しまず。汗を厭わず。


「ミンナニデクノボウトヨバレ

ホメラレモセズ

クニモサレズ

サウイフモノニ

ワタシハ

ナリタイ」

Cimg3775Cimg3777

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栗東ーあいがも栽培農業体験募集!

滋賀県栗東市の上砥山。
草津駅から車でもほど近い上砥山地区の里山で田植えから収穫までのお米づくりを体験してみませんか?

上砥山田んぼ体験ちらしをダウンロード←スミマセン、ちょっと重いかも。

★上砥山たんぼ体験メニューは4つ
1.田植え 
2.アイガモの放鳥    
3.魚の放流 
 4.稲刈り
※おみやげとして、収穫したお米を玄米で1家族(一口)2㎏プレゼント

★イベント(年2回、天候・諸事情により変更あります)
第1回  5月17日(土) 10:00〜  ・田植え ・アイガモ放鳥 ・魚の放流
随 時  6月〜8月  ・アイガモのエサやり 
第2回 9月27日(土) ・稲刈り
         
★体験料    1家族(一口) 2,000円 ※1
   ※1.イベント2回、アイガモ玄米2㎏、保険代、諸経費を含む

★応募方法
  栗東市役所農林課(℡077−551−0124)に直接申込みください。
募集定員は50名で応募締め切り日は5月16日(金)です
  
※応募時の個人情報の取り扱いについて
       応募時にただいた個人情報については、上砥山たんぼ体験募集の目的のみに使用し、その他の目的には一切使用いたしません
★お問合せ 栗東市役所 農林課 電話077−551−0124(直通)

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