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2008年6月20日 (金)

地域づくりへ向けた想いのこもった木の家作り勉強会・・・ in 四国

「古民家に住みたい!」と、滋賀に来た千葉さん。
今はとりあえずの一戸建てにお住まいですが、木の家、昔ながらの家に住みたい、とあちこち通って勉強されてます。foot



滋賀県内の「木の家作りの専門家集団」の勉強会参加するチャンスをいただき、一泊二日で四国へ行って来ました。大工でもきこりでもない私は一緒に参加された専門家に比べたらただの素人です。ただ木や森や自然が大好きで自然の豊かな山歩きを学生時代によくしたものです。
昨年の世界一周旅行でも大自然のエネルギーを求めて、スリランカのジャングル、ペルーやボリビアの遺跡、パナマの熱帯雨林、インドの砂漠の村やバリ島の棚田の村などを訪れたことを想い出します。いずれは木の家に住みたい人という想いを抱えて参加しました。家を建てたこともなく木の種類の見分け方も知らないそんな私の目から見て、耳から聞いて、体で感じたことを綴ってみました。


山科駅前から観光バスで高速道路を乗り継いで明石大橋を渡り淡路島を通って四国へ。往復約1200kmに渡るツアーでした。四国は山がどこまでも深く、そして道路がとても立派でした。天気予報では雨でしたが幸いにも快方に向い旅を堪能できたこともありがたいことでした。22名の参加者は気がつくと心通いあう仲間になっていました。


最初に訪れた工務店では、若杉を活用した軸組工法のお話を伺いました。
親子2代に渡って家の素材である木にとことんこだわって家を建てている工務店でした。
木へのこだわりや研究を長年続けてきて、それは今でも日々続いているそうです。そのチャレンジ精神に感じ入りました。
実際の家作りに取りかかる前にまず木でモデルを作り、その模型を見ながら入念な打合せを施主さんと重ねます。板に描かれた設計図(図板)にはびっしりと情報が書き込まれていて、まるで芸術品のようでした。この図板はこの工務店のノウハウが詰まった宝物だと話してくれました。
ここでは日本中から選りすぐった木を1000−1500本も数種類の規格材としてストックしているそうです。
その後で実際の作品として2軒のお宅を訪ねました。一軒目は家そのものが自然の風景に溶け込んでいて、風の流れも計算された家づくりでした。塗装されていない自然木を使ったフローリングの床は14年経っても柔らかさがあって「木は生きている」ということが足の裏からも実感できました。二軒目は4月に完成したばかり、白木と木目の美しさはまるで美術館にいるかのようでした。


若い大工さんを育てながら、伝統的な技を継承しようとする親方の話は、家づくりを語りながらもだんだん人作りへ。時おり出る厳しい言葉からは、家づくりへの熱い想いを感じました。
息子さんは木の性格や特質を沸き出づる泉のように語ってくれました。木の話は材木からそれを切り出した山へ、どんなふうにその木が育って来たかまで、どんどん続きます。静かな口調の中に情熱の炎が垣間みられました。お父さんとはまたちがうスタイルですが、まるで見えない絆のようなものでこの親子は繋がっていると感じられました。
「こんな工務店さんに家を建ててもらえたら嬉しいだろうなあ〜。」
「そしてこの図板は完成した家のどこかへ飾りたいなあ〜。」
などと感心することしきりでした。

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