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2008年8月 1日 (金)

目の前には、限界集落

Cimg4516 2008年7月5日(土) 
滋賀県高島市(旧朽木村)の山村都市交流館「山帰来(さんきらい)」で行われた「限界集落サミットin朽木」に参加してきました。
「ちゃんとしたレポート」はどっぽ村のリエちゃんのご報告をご参照いただくとして、「田舎、いいよなぁ~」と、のんきな街の人の珍道中にしばしおつきあいを。

このサミットの一週間後には滋賀県立大学の「湖北移住交流支援研究会」主催の湖北古民家の空き家見学会に行ってきました。
このブログでもよくご紹介する友人C夫妻は田舎の古民家暮らしを目指して滋賀に引っ越して来ました。
引越し前から色々探して見たものの、古民家が一般の住宅のように不動産で出回っているものではなく、

「運とご縁で人づてに出会うもの」

という結論に至り、こうしてマメにあちこち出向いていらっしゃいます。
そのうち、滋賀に来て1年もたたないのに滋賀県民歴10年の私も敵わないほどの滋賀通になってしまいました。
今では私が彼らに「連れて行ってもらう」方に。coldsweats01

Cimg4582限界集落サミットの日、C夫妻の車で朽木の奥へ。
山の集落の田んぼや畑、藪や森林の脇の道を途中間違えながら走る。

廃屋らしき大きな日本家屋がポツンポツンとたたずんでました。

立派な造りの佇まいにCダンナ氏の田舎暮らしの夢が膨らむ一方でどんどんテンション下がっていくC奥方。

「(こんな所に引っ越すなら)東京に帰る!!」


Cimg4523朽木の針畑地区はこんな奥地にありながら外から移住してくる若い家族がけっこういらっしゃる。
小さなお子さんたちがそこら辺の木に登ったり、緑いっぱいの風景の中で生き生きと育つことは他に変え難い教育だと思います。

「ヘビ、取ってきたるわ」
という暖かいお申し出を全力で辞退。
「ヘビ、怖わないの?」と、聞くと
「。。。普通」
。。そうか、普通か、やるな、キミ。


Cimg4517 朽木で素敵なパンを焼いているご夫婦や、農業をされている方、なんだか不思議なコミュニティを築いていらっしゃるグループ。こういう所に住まう方たちというのは生きる知恵と技術が備わっているなぁ。

古民家ではないけれど、公営の安い住宅もあって、住む意志さえあれば、何とかなりそうな感じ。

限界集落を見学、という事でしたが、ここは元々こんなに静かな所で、沢山の人が住むという事が想像しにくく、それでもここは若い人ががんばっているという印象でした。

手ぬぐいの姉さん被りがめっちゃ素敵な地元のおばちゃんに聞くと、ここは昔から街から人が移住してくる土地柄だったそうです。

「でも、何年かしたら出ていきはる人が多い」



Cimg46171週間後に長浜の山間の集落を訪れました。
こここそ本当に限界といった感じの集落のでし た。
元々人が沢山住んでいたけれど、道路が整備されると人が入ってくるどころかどんどん出て行ってしまった、というお話でした。
山あいの為、日照時間が短く、田んぼや畑は獣害で、作っても全滅。
空いている民家もかなりある。。。
早速、古民家の見学。
地元独特の造りや間取り、重厚な土蔵など大切な地域文化がいっぱい詰まっている。
けれど、今、住もうと思ったら土台を直したり、今の生活に合わせた造りに改造したり、実際住むには何千万円かかる。
資金で考えるなら新築建てたほうがずっと安いようです。

Cimg4614 数件古民家の空き家を見て、結局お金がないと田舎住まいはできない、という、ちょっと物悲しい結論。
でも、そう言ってしまうと若い人は入ってこない。
集落で子供の生み育てが可能であればこそ、次の世代が在るというもの。


限界集落サミットで和歌山県那智勝浦町の色川という集落はヨソモノも若者が移住して頑張っている報告を聞きました。
この集落が好きで、おじいちゃんおばあちゃんの生活の知恵や技術に惚れ込んで、伝統文化を大切にしたい、、と思う若い人たち。その思いがひしひしと伝わってきました。
雷鳴とともに、、、(^▽^ )thunderthunderthunder

仕事の事とか、生活インフラ、近所づきあい、、、田舎に居を移す事は今までの「引越し」や「宿替え」と思ったら大間違い。今までの街の暮らしの生き方、考え方もガラリと変えないとやっていけないみたい。

しかし、限界集落というのは山村に限ったことじゃない。
街の中にも高齢化が進んだ寂れた団地や住宅地がたくさんある。
人口構成で考えれば日本全体が「限界集落」なんだから。

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