ヴェジタリアンフェスタ@京都岡崎公園
2008年10月5日 京都 岡崎公園
小雨降る中、それでもヴェジタリアンフェスタはけっこう盛況でした。
数時間その場で過ごした後、私と友人T子ちゃんはすぐ近くの中華料理店に飛び込みました。
「アタシら、ベジタリアンにはなられへんな」
と、熱々の餃子と鶏スープのラーメンをすする。
…なんだかなぁ。
オシャレなんだけど、ステキなんだけど、ベジタリアンって日常からお肉や卵など食べないという主義の事じゃない?
なんとなく日常から乖離している気がする。
少なくとも私の日常はこんなエコ雑誌から抜け出たようなナチュラルスタイルとはほど遠い。
オーガニックコットンやリネンの服とナチュラル又はノーメイクで天然酵母のパンとネパールカレー。
そういう人「も」いる、ならいいなぁー、と思うけど、
そういう人「が、ほとんど」という会場で、私とT子ちゃんは窒息しそうだった。
田んぼ仲間のねぎさん夫婦にも遭遇。
思わず、「ねえ、こういうの、滋賀でやった方がよっぽどいいのができると思わない?」と言ってしまった。
もう一つ、これが完璧にアウトだったこと。
食べたものが全て冷えていた事。
雨が降っていたけれど、だからいっそう暖かい食べ物が欲しかった。
温かい物は温かく、冷たい物は冷たく。
その事に気を回す人は誰一人いなかった気がする。
保健所の許可の関係で出来ない事も沢山あると思うけれど(ほとんど意味の無いような不許可も多いと思うし)
滋賀で農家の方達に折に触れていただくごはんやお茶請けはいつもアメージングだ。
昔ながら素朴さと新しさいっぱいの食卓は本当に味わい深い。
「こんなのもできるんだー」という発見につつまれる。
そういう物が今日の会場には無かった。
みんなで田植えして稲刈りした炊きたての新米
味噌の豆も麹も野菜も全て手作りのみそ汁
おうち自慢のお漬け物
手塩にかけたフナずしやなれ鮨
芋から作ったこんにゃく、
とれたての野菜を使った季節のおかず
などなど、、、、
新鮮な海の幸には恵まれていないけれど、
滋賀で私たちが受けている土地の恩恵の大きさを実感しました。
そういうメッセージを、「地産地消」の大切さを滋賀県からもっと発信しないといけないんじゃないかなぁ、したいなぁ、と思いました。
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