研修4 鯖寿司の季節!湖北赤谷荘と大戸洞舎
2008年11月8日(土)
夏以来久しぶりのコーディネーター養成講座。
そして今年度最終回。
誰もお忘れになる事もなく無事に集合。
しかし、雨。やはり、雨。
これはー、やっぱ、私のせいですかねー。
一昨年に初めて参加してからコーディネーター講座はかなりの高率で雨。
今回は湖北へ。農村女性の家「赤谷荘」で湖北の地元の味を教えて頂きました。
鯖が美味しい季節。
さばそうめん、鯖の棒ずし、おからや丁字麩を使ったおかず、それから出汁を取った後の鰹節や昆布でついでにチャッチャッとふりかけ。
先日の「農村女性の集い」でもいただいた大豆餡もち。
予定にあったのかな?無かったのかな?
これぞ女性の料理だと思う。
手元にあまった材料でもう一品。
さて、おうちで鯖そうめん作ろうにも、材料の塩鯖って草津のアルプラにはあるのかなぁ?
湖北の歴史地理文化にぴったりと密接なメニューなのです。
赤谷荘は昭和54年にできたそうです。
長く地域の味を伝承してきた事を一冊の本にまとめました。
『忘れぬうちに伝えたい 湖北町の伝統食・地産食』とても丁寧に作られて、美しいカラー装丁のこの本は残念ながら今は手に入りません。
お問い合わせはいくつもあるそうです。
でも、「増刷するのにお金がないので。。。。」
この本、全く儲かってないどころか赤字で作っておられたのです。
「そんな高い値段やったら誰も買わないから。。。」
そんなことないよ~~
食文化の貴重な資料であり、昔ながらの美味しい味のレシピであるこの本、値段を上げても十分価値があるのですが、地元の方達は謙虚だし、当たり前にあるものが他者には大いに付加価値である事に「うっそぉ~」てなもんみたいです。
欲しいでしょ?この本。
それにしても、日本の料理にはぎょうさん砂糖が入ってんねんなー。
昔から日常にも贈答の品として砂糖が多くて、どこぞのおじさんに「屋根裏にもらい物の砂糖が沢山ある」と聞いてたのが、「こういうワケなのね。。。」と、納得。
湖北の食文化を知ってもらおうと農村女性、そして普及員の皆さんで頑張っていらっしゃるのがとてもわかる交流会でした。
そして、次に訪れたのは湖北のおなじみの「大戸洞舎(オドフラシャ)。
どっぽ村という農業と建築を学びながら働くプロジェクトがかなり形になり、若いどっぽ生の皆さんが楽しそうに色んな作業にいそしんでいらっしゃいました。
住居、木工作業所、鶏舎、など山間に美しく、どんなものがここから生まれるかと思うとワクワクしますね。大戸洞舎で松本さんやどっぽ村のメンバー、そしてご近所なのに今まで来る機会がなかったという赤谷荘のみなさんのトーク。
竹の器に入った蕎麦プリンとそば茶のおやつ付き
季節の山の葉っぱを飾っていつもながらさり気なくニクい演出~。
一人づつ話すだけでもいっぱいいっぱいの時間の中で
盛り上がりの盛りで終了。
今年度のコーディネーター講座はここで修了。
全回参加の皆さんは晴れてコーディネーター認定を受けられました。来年早々また集まって頂き企画を起こしていただくことになります。
今後の皆さんのご活躍を期待しています~
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