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2009年2月11日 (水)

三年寝太郎は今・・・〜大戸洞舎meets愛のまちエコ倶楽部

2009年1月24日 晴れ!
Pic_odo0

新快速でGO!

近江八幡辺り。
春は近いわっnotes



Pic_odo1

そのまま40分ぐらいでコレ。
湖北町の大戸洞舎(オドフラシャ)。
冬はこれから。氷の世界。
キレイ。。。
でもチャムイsnow。。。


滋賀にお越しの際には「滋賀の天気」にご注意を。
晴れた湖南からノーマルタイヤ車なんかで来たらエライ事になります。

大戸洞舎に愛東の「愛のまちエコ倶楽部」の皆さんがやってきました。
どちらも「こだわり滋賀ネットワーク」ではめちゃめちゃお世話になっています。
滋賀の農業や環境において最も先進的に動いていらっしゃる2つのグループの出会いです。

Pic_odo2 愛東の愛のまちエコ倶楽部は琵琶湖の赤潮をきっかけに起こった石けん運動で知られた地域にあって、菜の花プロジェクトも全国に知られています。
環境を守り、里山を活かそうと地域のみなさんがとても意識高く活発に活動していらっしゃいます。

大戸洞舎はこの地に生まれ育った松本さんが農業を本格的に継いだ頃に農業を続ける環境が厳しくなったり高齢化で放棄される農地が増えてきました。農事組合法人としてその田畑を預かり、今、この過疎の湖北の農村に若い人たちが移住してきたり、農業と建築を学びに来たりしています。

Pic_odo3印象に残ったのは松本さんの、
「こんな事したら面白い」「面白くない」という言葉でした。
「こうしないといけない」とか義務や義理で動いていらっしゃらないんだなぁ、という爽快感。
人にながされない意志の強さ。

それは松本さんの生い立ちによるものかもしれません。
Pic_odo4松本さんのかつての同級生の皆さんの証言でも
松本さんは勉強も熱心でなく、バイクを乗り回したりーの、そんな学生だったそうです(ア、スミマセンsweat01
その上、「結婚した後も3年はゴロゴロ引きこもって奥さんに食わせてもらってた」、、、そうです。

Pic_odo14周囲は気をもんだでしょう。
でも、松本さんにはその時期が必要だったのかも知れません。
職場人間に3年も何もしないというのは耐え難い。

私も好きな世界放浪の旅が3ヶ月以上になるとウンザリしてきてムズムズと働きたくなってしまう。
3年の引きこもりなんてもはや修行じゃないだろうか。
「三年寝太郎」という民話があります。

三年間、寝てばかりで村では怠け者だと疎んじられていた寝太郎。ある日、むっくり起きると山の上から岩を落として川をせき止め、川の水が畑に流れ出した。実は干ばつに苦しむ村の灌漑をいかにするかを考えていたのだった。。。というお話。
寝太郎の行動の解釈自体、周囲の人々の都合のいいように思えます。でも、3年働きもしない怠け者が大きな事を成し遂げるという民話があるという事は、時々はそういう人がいた、ということでしょう。

湖北の寝太郎は今、「町長選に出ろよ~」とか言われてますが、睡眠時間が減るからかあまりご興味はなさそうです。

かつて農家は建築とは言わなくても「家を建てる」位の事はできた、と言います。
家も建てる農家の松本さんと、農業もする大工の清水さんとの出会いから「どっぽ村」ができました。農業と建築を学びながら自立を目指す若者の為のプロジェクト。その一年生石丸君も参加。先輩達と共同生活で自炊したり、時に怪我したり、とてんやわんやに生き生きしています。

清水さんと松本さんのお話を聞いて、愛東のメンバーのお一人が「うらやましい。。。」とつぶやかれたのが驚きでした。
条件の全く良くない湖北に比べて愛東の活動は地域の意識の高さも、様々のプロジェクトも活発で、施設も大規模で充実している。菜の花館の菜種油絞るプラントのようなものを持って活動できるNPOは全国にもそう無いのではないでしょうか。

でも・・・大戸洞舎の、今、みんなで語り合ってる「自分で建てた木の家」のような場が無いのです。薪ストーブにヤカンがしゅんしゅん湯気たててるそれだけで暖かい手作りの木の家。囲炉裏の向こうの窓の外は吹雪の白い森。

帰り、愛東の皆さんの車に乗せてもらって米原のコーヒーショップでお茶しました。
車で2,30分しか離れていないのに、雪景色の湖北、上山田とは別世界に全く雪もありません。
愛東のみなさんにはコーディネーター養成講座などでお話をお聞きしましたが、こうしてまたコーヒーショップなんかで気楽にお話していると更に深くいいお話を聞けて良かったです。
70年代にせっけん運動をされていた方がおっしゃっていました。
「将来、子供たちは滋賀を離れて大阪とか京都に働きに行ったり住んだりするだろう。その時に自分たちが汚した琵琶湖の水を飲ませたくない」そういう気持ちだったそうです。
愛東の活動は若い人から年配の方まで色んな人が関わり合って、すごくフットワーク軽くしかも驚くほど長く継続されています。廃油のせっけん作りは企業では全く採算の取れないゆえ、市民による環境活動として残っています。
「前もって溶かさないと石けんカスが残るって嫌がる人もいる」と残念そうです。
でも、その商品は想いと一緒に届けて欲しいと思います。

ところで、石丸君、家の軒先にワイヤーのハンガーで干してあった雪が降り積もったあの柿は、干し柿?凍み柿?新しい加工品かいな?
それから、鶏農家の野田さん・・・男の一人所帯があんなにむさ苦しいなんて驚きです。

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