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2009年4月

2009年4月25日 (土)

[お知らせ]第10回 湖西手仕事工房巡り あ け っ ぴ ろ げ

Akeppiroge 第10回 湖西手仕事仕事工房めぐり

あ け っ ぴ ろ げ 

日時:2009年5月8日(金)~10日(日)
   午前10時~午後6時

問い合わせ 事務局:滋賀県高島市安曇川町南古賀966-3
山口耕一郎
telephone0740-33-0179


eyeあけっぴろげ参加アーティストさんのブログ
→ 「日々精進! 家業が木工芸のお家って、こんなです。

 「木と漆の仕事」あけっぴろげのちらし詳細がご覧になれます。


湖西にはあこがれの景色が沢山あります。
あぁ、こんなトコに住みたいなーと思う景色がいっぱい。
山が聳え、振り返ると琵琶湖の蒼い水面がキラキラと日に輝いています。
緑の山の麓に広がる水田の棚。
特に、春の田植えの季節の水田の水鏡の美しさ。
ああ、桃源郷だなぁ。
それを湖西線から眺めるのが好き。
おっと、水田が水鏡な時期は短い。
見逃せない。

そんな時期に湖西高島の安曇川近辺にお住まいだったりアトリエを持つアーティストの皆さんがその場を交流の場に開放するイベント「あけっぴろげ」が今年で10回目です。
去年はじめて行って何人ものアーティストの皆さんのお話を伺う事が出来ました。
古民家を長い間かけて家族で改造し、野菜や花を育てたり。
田舎ならではの豊かな創造の暮らし。
他府県や県内でも他の地方から移ってこられた方が意外にも多かったです。
そして「滋賀っていいよねー」話に花が咲きます。
そんな滋賀の魅力全開な湖西にぜひお越し下さいねfootfootfoot

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2009年4月23日 (木)

桜づくしーおそばの会@ぎゃらりぃ善右衛門

Cimg67252009年4月12日(土) 守山 ぎゃらりい善右衛門

はじめまちて。
ももともうします。
2ヶ月ほど前にうまれまちた。
一年ほど前にはパパもママも滋賀に縁もゆかりもなかったのに、
なぜだか、アタクチ、琵琶ッ子として生を受けました。
ふしぎでふしぎでいつも「なんでやろ~?」てな、顔をしています。
今日はおそばの会だって。

Cimg6724_1初めて会う人ばっかりなのに、み~んなアタクチの事、知ってるの。
なんで~????
おそばもオイしそうだけど、アタクチにはママのおっぱいのほうがいいわ。
ま、ママに精出して食べてもらってアタクチはおっぱいからおそばをいただくとするわ。


…と、東京から引っ越してきた友人夫婦も一年Photo013の間に家族が増えて二度目の春です。

ここ最近ずっと晴天でお花見も終盤。
善右衛門さんの側の野洲川河川敷の見事な桜の下は一年で一番賑やかなシーズンです。

おそばはもちろん美味しいのでオカワリもいただいたのですが、セットの桜のおにぎりを口にしてアッと思わず声が出ました。
ふわんっと香る。
これは桜の香り。
あれ?
満開の桜の下で、花の香りを意識することって私はあんまり、ほとんど、ないのに、
いま、口にいっぱい広がる香りを間違える事なんて絶対ない。
  cherryblossomcherryblossomcherryblossomcherryblossom 桜 ・ 桜 ・ 桜!。cherryblossomcherryblossomcherryblossomcherryblossomcherryblossom
お日様をいっぱいあびたお米で炊いたご飯に塩漬けの桜。
お口の中で満開。
強い主張はないけれど焚きしめたように空気を暖かくしてくれるような優しい香り。
桜が日本人に愛されるのは控えめなこの香りもあるのでしょうね。
薔薇飯とか、クチナシ飯とか、キンモクセイ飯とかは、、、こういう食べ方はしづらいですわねぇ。

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2009年4月19日 (日)

菜の花畑のおくりもの

去年度のコーディネーター講座を修了された江副さんからうれしいお知らせ!
去年訪れた愛東菜の花館でいただいた菜種が咲いたそうです。

今日、私、どらここは晴天で暑いくらいの愛東に寄って参りました。
菜の花館の周囲は菜の花の海。
この香り、入学した時の小学校を思い出す。
花が咲いていたのは覚えていないけれど、きっと花壇に咲いていたんだろうな。
香りは視覚の記憶より印象強いのかも知れません。

日曜日の午後、沢山の人々が菜の花の海の中で楽しそうに写真を撮っていらっしゃいました。
ジェラートもいっぱい売れてました。
私も桜とイチゴのダブルでいただきました。
菜の花のビビッドな美しい風景を写真に撮りたかったのに、こんな日に限ってアタクシの携帯、カメラが動かないっ(≧m≦)!!
江副さんのおかげで菜の花のコトお知らせできました。

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Nanohana1 ご無沙汰しております。みなさんお元気ですか?

去年の八月にあいとうの菜の花館でいただいた菜の花の種
・・・添付のように咲きましたよ~
種まきの時期が11月になったので休耕田を貸してくださった地主さんがもう耕運機いれるよーといわれてたんですが
Nanohana2ここ数日で満開になってみんなで、よかったよかったと喜んで眺めています。
う まく種が取れたらまた、来年も蒔きたいです。
種はどんなタイミングで収穫したらいいかこのあとのお手入れがわかる方は教えてください。

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2009年4月13日 (月)

大戸洞舎の山菜の会**羊が来たよ-

Cimg6677 2008年4月4日(土)
湖北の大戸洞舎の山菜の会の日。
最近で雨が降ったのはなぜかこの日だけ。
前日も翌日もピカピカの晴天。
あぁ、また雨オンナやっちまっただろうかrain

今年は桜の季節が近づくと例年にない暖かさで予報では「入学式には桜が散ってしまっているかも知れない」と、言っていた。
専門的な判断では色々あるのかもしれないけれど、4月二週目の後半に盛りを迎えて滋賀の私の周りではそれほど異常な事はなかったと思う。
けれど、「梅が一ヶ月早く咲いた」という話も聞いた。
温暖化の影響は簡単に予測のつく物ではないのだなぁ。

韓国のニュースで「韓国でも東南アジアのように二毛作が出来るようになって来ているようです」と報道していて驚いた。もっと驚いたのはそのニュースが「一年に二度収穫が出来れば食料自給が大いに期待される」というシメだった。
えぇー!前向きやけど、エエ事なんか~!?ソレ!

今年の大戸洞舎の山菜の会は例年より2週間早かったそうだ。
けっこう暖かかったけれど、まだあまり山菜は生えてなくてやはり少し早かったと松本さんも残念そうだった。
人間がいろんなデータを駆使して予測しようとも、植物は植物で予定を考えてるんだね。
Cimg6685今年は妹と姪が四国から遊びに来たので、我が家の犬のグスタフも連れて初めて大戸洞舎に泊まりました。
お世話になりました。

雨も強く、摘んだ山菜でなく前もって準備して下さった材料でピザや野菜のおかずや天ぷらをごちそうになりました。そしておにぎりのランチ。
いつもながら葉わさびの白和えはやっぱり美味しいナ。
私はチーズが嫌いなので普段ピザは食べないですが、こうして窯から焼きたてのピザは美味しくいただけるようになりました。

いつもながら色んな所から来た色んな人とお喋りして楽しく過ごしましたが、松本さんが私を捕まえてブログに書いた「内向きちゃうん」発言について「コメント書こうと思ってるねんけど」と、その場に居合わせた草津で田んぼ畑をしている高さんというおニイさんとで議論に。
結局私も自分自身に「腑に落ちてない」もどかしさが今も続いていて、農業がどうだと言うより、自分がどうなっていこうとしているのか、という所につまずいているだけなのかなぁ。
松本サン、コメントお待ちしてますわ~catface

大戸洞舎に羊が来てました。
同い年だと言うのに食欲が違うからか親子ほどの大きさの違いがあります。
夜のお喋りで聞いた話では、最近、羊の毛刈りにはシュポッと注射一本打って、ネットをかぶせておくと一ヶ月のウチにセーターを脱ぐようにツルリと毛が抜けるというのがあるそうです。
一ヶ月過ぎるとまた毛は普通に生えてくると。
大戸洞舎クラフト担当の富子さんが羊の毛をはさみで刈って出血させてしまったり毛の長さが短くなったりでご苦労が多いらしい。

Cimg6665羊さんはとても人慣れしていて柵の側に立っていると二匹ともツツツと寄ってくる。
けれど、私の 足下で柵の下から覗いてる犬のグスタフを見るとギョッとビビった。
家畜動物は人間に対しては縄張りを主張はしないけど、他の動物には容赦ないようだ。
大戸洞舎の人なつっこさ満点のカワイイまめチャン。
見慣れない犬、グスタフは侵入者と判断したようで歯を剥いて威嚇する。
松本サンの親戚の松本さんちのテッちゃんは馴染みなのでオッケー。
テッちゃんはグスタフに関心もないみたい。

大戸洞舎プロジェクト村「どっぽ村」にある断熱シートで包まれたシルバーの不思議小屋の主、野田さんから、私が「むさ苦しすぎる家」と書いた事を各方面から(?)つっこまれたとクレームが。
へぇ、ブログちゃんと読んでくれている人いるんだー。
ありがとうございます~。
でも、ホントにむさ苦しすぎてショッキングだった野田さんの暮らしぶり。
最近は随分改善されてキレイになっているそうです!
キレイになっているそうですよ!みなさん!
私が確かめたわけではないですが!
とりあえず名誉回復ということで!

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2009年4月12日 (日)

つたえる-つながる-つたえる-つながる・・・関口知宏 鉄道紀行 絵日記原画展

ワケも判らないうちにこのブログを引き受けて2年。(え!!早っ!)
滋賀の事も、農業も環境の事もほとんど知らないまま、まるで旅行日記のように書き継いで来て、最近ちょっと迷ってます。

日々の出来事だけを書いていくと去年、一昨年と同じ事を書いていくような気がする。

これまでは初めての感動の勢いで書いてました。
初めての農の現場。
初めて触れる滋賀の文化。
初めて知った滋賀の風土がはぐくんだ味。
初めての農作業。
沢山の市井のスゴイ人々と出会って、まだまだ尽きないほど学びたい事がある。
そしてこれからもまた沢山の人たちと出会うでしょう。
田舎でこんなにエキサイティングに日々楽しく過ごせるなんて思いませんでした。

ただ、2周回のシーズンを走るうちに自分の感性が怠けて来てるんじゃないかな、と感じるのです。


「関口知宏 鉄道紀行 絵日記原画展」という看板を湖岸で見かけて佐川美術館に行ってきました。滋賀に引っ越してきて10年、行こう行こうと思ってなぜか一度も行けてなかった美術館でした。(県立美術館やMIHOミュージアムやNO-MAミュージアムは何回も行ってるのに)

水鏡の中に浮かぶあまりに非日常な美しい建築に若干気後れしつつ入場。

二十代、三十代の私はバックパッカーで
2年ごとに仕事を辞めては荷物を担いでどこかの国に出かけていました。
色んな国で色んな事や人に会いました。
旅が私に与えてくれた物は計り知れません。
悪い事があった旅でさえも。

テレビの中でいつも列車に乗っていた関口知宏さん。
「いいなー」と同時に「こんな旅、絶対ムリ。過酷すぎ」と画面には映らない所のご苦労を勝手に想像しては居たたまれなくなり、番組を最初から最後まで見通した事がありません。

私の旅も中国、ヨーロッパ、インド、東南アジア、ほとんど列車移動です。
でも、乗ってみたら判るけど、列車にあんなに乗り続けるのは本当にしんどい事です。
かつて19才の若さでさえ2日続けて夜行列車に乗ったら十分に睡眠不足でフラフラ。
その後は「2日続けては乗らない」と決めて初めての見知らぬ国で夜になっても何が何でも泊まる宿を探し回りました。(駅の「出口」という言葉さえ分からなかったりする)

ある国では「○日遅れ」という掲示を見た時にはひっくりかえりそうでしたが、日本に帰って今まで何とも思わなかった「3分遅れております、誠に申しわけありません」というアナウンスに今では非常に圧迫感を感じるようになりました。

大小という意味でも、目盛りの幅という意味でも、「スケールがちがう」という事との出会いで初めて自分の「スケール」を発見することになる。
私にとってはその旅も3ヶ月が限度。
それ以上になると慣れから感動する事が少なくなり苦しみの旅に変わる。
働きたくて仕方なくなってしまう。
消費しかしない旅に耐えられなくなる。
働く事が自分が何かを表現したいという欲求なのかもしれない。
でも、会社勤めは2年もするとまた旅に帰りたくなってしまった。



関口知宏さんの世界の旅の記録は彼自身の内面への旅のような展示。


アナタは見た事、感じた事を絵に描く。文を書く(字がめっちゃキレイなん!)。
書を書いたり、音楽を演奏して人々と触れあう。
アナタはプロの画家じゃない(やんね?)
アナタはプロのミュージシャンじゃない(あれではもうプロと言うのかな)
アナタはプロの作家じゃない(あれだけ本が出てれば作家さんか)
アナタは俳優さんじゃなかったでしたっけ?(それも私は全く知らないんですが)
なのに、アナタの旅の記録はその全てが佐川美術館という舞台に見事に調和するパワーがあって、常設館の平山郁夫大画伯の絵が物足りないほどだった。

関口知宏さん、アナタ、天才じゃないだろか。

アナタの感性が切り出した一枚一枚の絵に私はとても感動したけれど、
私が同じ場にいてもきっと「泣いているような山」なんて私にはとうてい思い至らない。
私は絵も描けないし、ましてや音楽で表現するなんて才能に一切恵まれていない。
一週間に一回、パソコンでカチャカチャこのブログを書くだけでも四苦八苦だ。
しかも、自分の書いた物を読み返すと、どうしても命中しないダーツの様で
書き直しても書き直しても、自分が目指したい所を語ってくれる語彙に巡り会えない。


関口さんの旅はやたら期間が長いのに、感性はずっと瑞々しい。
どの絵日記にもハッとする。
関口さんの事をよく知らなくてもこの展示を見たらこの人スゴイ、と思う。
ものすごいパワーの表現者だ。

なんでそんな事できるの?

やっぱ、この人天才なんだろうなぁ。

そして、凡才のブログ担当のワタシ。
カナダやアメリカからも見てくれてる人があったり、農政局の人が情報集めに見てくれてたり(なんか参考になりますかね)、親はコレでワタシの安否確認をしていたり、ワタシが知らないところでも色んな人がこのブログを見てくれているようなのですが、
ワタシが表現する以上に滋賀はいいところ、素晴らしい人がいっぱいなんですよー、と今はそうお伝えするしかありません。weep

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2009年4月10日 (金)

[お知らせ]おそばの会@ぎゃらりぃ善右衛門さん

Cimg2292 今年も守山のぎゃらりぃ善右衛門さんで「おそばの会」。
栗東の農家中井さんとおそばの伝道師チーム(!?)が今年も美味しいお蕎麦を打ってくださいます。
善右衛門のオーナー津田さんによると善右衛門さんからすぐ傍の野洲川の桜も満開とのこと。
最近このブログにも「善右衛門」や「おそばの会」で検索されるようになってきたのでご案内。
満開の桜と打ち立てのおそばで
気持ちいい一日になりそうです。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~
2008年4月12日(日)
ぎゃらりぃ善右衛門
守山市笠原702
telephone077-582-6037

参加費:1200円(お茶、お菓子付)
時間: ① 11:30~
    ② 13:00~
    ③ 15:00~
要予約。
各回先着30名様限り


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2009年4月 9日 (木)

近江牛を語る

Cimg2477ちょっと前の話になりますが、 県内の近江牛の生産者、小売り業者さん達との交流会に出席しました。
いいのでしょうか。
近江牛について語り合うってのに私、近江牛食べた事ないんです。
試しに周りの滋賀県民に聞いてみたところ近江牛は自分では食べないが、贈答用には喜ばれる、とのこと。
私の知る近江牛の情報といえば「値段がお高い」ということのみ。

十ン年前、初めて沖縄を旅した時、小さな食堂でビーフカツレツ定食を食べました。セットでたしか400円台。
更に、「平和の礎」の近くのレストランで食べたビーフステーキはまさにジャイアント馬場のワラジのようなサイズで分厚く、しかし、値段はライスとスープなどセットで1600円。
「やっすぅー」!!

その夢のようなステーキの値段は米軍基地を置く沖縄への輸入牛肉免税という特典だと聞きました。
複雑な気持ち。
とはいえ、そこで初めてアメリカと日本の牛肉の値段の違いを実感したのでした。

今回の近江牛の生産者、小売業者さん達は見るからに「近江牛極めてこの道ン十年」?といった重鎮のオジサマ達がずらり。それと、県庁の方とJAの直売所&食育レストラン「おうみんち」の方。


あぁ、もう、最初っから言っちまおう。
「私、近江牛の味、知らないんですよー。」

幸い、というか、さすがにというか、共に消費者として参加したスーパーバイザーの成田さんが、こだわり滋賀ネットワークがどんな団体であるか、そして故郷の鹿児島の酪農の状況やお肉の質、近江牛の感想など様々について朗らかに語って下さり、固かった専門家の集まりの空気が和む。

「近江牛ってどういうお肉なんですか?」
「えーと…」
いまさら、な、基本的な質問にちょっとオジサマ達はとまどったのかも知れない。

色んなお話を聞いたのですが、一番インパクトあったのは「近江牛の脂は融点が低い」他の牛肉よりとろける、ってお話。
そのとろけるお肉は確かに値段が高い。
滋賀県は今もあちらこちらで住宅地が造成され、駅前にはマンションが林立する。
人口が増えるにつれて、臭いのかなり強い牛舎は増やすどころか今の規模の維持さえ難しくなってきているそうです。
近江八幡では大中(ダイナカ)の牛の臭いが近江八幡の駅にも十分届くぐらいだそうですから。
他府県のブランド牛にも価格で勝負できないのは小規模でやらざるを得ないコスト高経営だから。
それでも近江牛の文化を次世代に繋いでいきたいという近江牛関係者の皆さん。

お肉の情報はお肉屋さんにある。
けれど、今やスーパーでパック詰めされたお肉の中から選ぶだけになってしまった。
お肉屋さんは嘆く。
お客さんとどう向き合っていけばいいのか。
入ってきたお客さんに話しかけても無言でショーケースの肉を見回しただけで出て行ってしまう事もあった。
お肉屋さんは新鮮さにこだわっていた。
「うちは、注文されてから肉を切るんですよ」
だからショーケースにはそんなにお肉は出さない。
お肉屋さんとコミュニケーションを上手にとれば、高いどころか安上がりになる事だってある。

でも、私には無言のお客さんの気持ちも分かる。
何も知識もないのにお肉屋さんと差し向かいで話すのは緊張する。
そして面倒くさくないスーパーに行ってしまう。
滋賀県内ではお肉屋さんをあちこちに見かける。
けれど、目的もなくてはちょっと立ち寄り難い。

Cimg6622途中、休憩の間に参加者のお一人が「うちで作った」と、紙の袋に干し柿を2つ入れたのを配ってくれました。
きれいに白い粉をかぶった美しい干し柿はそれはそれは美味しかった。
私たちが感動する「滋賀」はこういう所なのです。
当たり前で、なんでもない「古くさい」事。
日常を丁寧に暮らしている事がこの干し柿から見えるのです。
私と成田さんは二人で「こういう所がいい所なんですよ!」と力説しました。
たとえば京都のような雅びな華やかさは滋賀には少ないけれど、
滋賀の地道で職人気質な実直さや謙虚さはそれに負けないくらい美しさを沢山持っている。
ただ、滋賀の人にとっては空気のような事であり、その価値は時々見捨てられている。
もったいない、と思う事がある。

近江牛の話を色々聞いて、消費者ともっと関わる機会があれば双方どちらにとっても新鮮な経験になると思いました。
今回、業者の方もきっと「え?こんな事が?」と思うような些細な事に私たちが驚いたり、感心したりしてたのは意外だと思われたのではないでしょうか?
「こだわり滋賀ネットワーク」として十分貢献できる所でもあります。

近江牛の将来のビジョンを、という質問に対する答えは曖昧で、何も見えなかったのですが、
業者の方のみにその答えを求めるものではないのだろうと思いました。

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