春の樹木のなめらかお肌と桜の下の太市節@仰木
2009年4月11日 仰木 2ヶ月過ぎの、いまさらなタイミングですが、
仰木の棚田の春のボランティア活動です。
この日のミッションは棚田の周囲の森に張り巡らす電柵用の杭にする木を切り出す事。
大変な作業ですよ。
イノシシ、猿、鹿を防ぐために急な斜面にも万里の長城のように杭を打って、電線を張る。
切り出した木は皮を剥きます。
木肌と皮の間に虫が湧くからです。春の木は皮が剥きやすいと地元のオッチャン。
その通り、皮むきの道具のてこの原理でサクッ、パリパリとパイ皮のようにめくれます。
絞ったらジュースが出来そうなくらい
水分をたっぷり含んだ春の樹木のなめらかお肌。
まるで赤ちゃんのようです。
めくるたびに「うっわー!きれー!」と大騒ぎの私。
小学生のおにいちゃんは切った木を運ぶのに大活躍。
それにしても、地元の農家さん達は私よりずっとご高齢なのに険しい斜面をサッサと歩いて木々の中に消えてゆき、チェーンソーの音が響いたと思いきやドンドンと切り出した木が斜面を滑り降りてきます。
人間つくづく年じゃないねぇ。
鍛え方の足りない若いモンはとうていついて行けません。
去年の春も雨だったし、秋の収穫祭も土砂降りだった。
守人の会始まって以来のうららかな満開の桜の下のお花見となりました。
歌が上手な太市さんや地元の皆さんが民謡で盛り上げてくれました。他の花見グループも聞き耳です。
いいですね。
こういう時にはフォークよりロックよりポップスよりも民謡がしっくり来ます。
あと何年かしたら太市さんの歌に三味線習いたて私が合わせましょうか。
その時まで太市さん、元気でいて下さいね。
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