農と食のコーディネーター養成講座第4回ご報告!
7月31に開催されました農と食のコーディネーター養成講座
第4回のご報告をいただきました!小関さん、ありがとうございます☆
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滋賀県の農や食、地産地消の推進について考え、
生産者と消費者をつなぐコーディネーターを育成することを
目的に開かれた講座も4講義目となり、
今回は「湖西地域で農業を学ぶ」というテーマで、
高島市を訪問させていただきました。
まずは「makino pic-land /マキノピックランド」へ向かいます。
ブルーベリーの収穫体験ができるということで楽しみです。
農業公園と位置づけされているだけあって自然とふれあ
える果樹園ゾーン、食と農への理解を深めるパークゾーン、
そして、1.8kmに500本というメタセコイア並木を有する
沿道修景ゾーンから構成されています。いまの季節は
緑が濃く、周りの山々もとても近くに、どっしりと構えてみえます。
お話をお伺いしたのは支配人の三田村治男さん。
パークゾーンにある、センターハウスでマキノピックランド
の成り立ち、事業概要、運営組織、果樹園についてなど
のお話を聞きます。三田村さんはこの場所をマキノ町
とお越しいただいたお客様との交流の場所になればいい、
とおっしゃっていました。
京阪神からのお客様が主流だそうですが、最近は中部地方
(浜松)からのお客様や北陸は金沢からと、直線距離にして
およそ120k圏内からのお客様が増えた、と。
お客様が増え知名度を上げることは大切です。
野菜直売所やレストランもあり、マキノ町民によって育てられ、
マキノ町の畑で採れたものだけを販売、使用されています。
加工もマキノ町で採れたものをマキノ町で加工するというこだわり。
かなり厳しく、徹底されています。
一般的な直売所では約4割が野菜、加工品が約6割と多いなか、
ここでは約9割が野菜・果物販売。加工品は1割程度です。
もう一つのこだわりといえば、直売所やレストランで使用している
マキノ町産の野菜・果物。安心・安全を考え、有機肥料を使い
農薬は極力少なく、最低限に抑えているということ。
お客様の顔を見て、どういう人がマキノ町産の野菜・果物を食べて
くださるのか。農業公園という施設がら、幅広い年齢層の方々が
いらっしゃるとのこと。自然に囲まれ、マキノ町の農家さんが栽培された
顔の見える野菜や果物を多くの方に食べて欲しい
という願いがこめられています。
お話を聞いた後は、ブルーベリー収穫体験へ!
初・ブルーベリー狩り、です。
完熟した実はぽろぽろ採れるとのこと。
ぽろぽろ採れないってことは、まだ、ってことなんだな、
と言い聞かせ、これはだめ、これは採れるとあちこちを
渡り歩きます。軽く、そっと摘みとります。
小さい実を一粒一粒ずつ摘みとっていくのは少々根気
のいる仕事です。プラスチックの容器を満杯にするだけで、
採った満足感で充分。このブルーベリーを全て手作業で
収穫するのは大変だな・・・と思わずにはいられません。
果樹園ではブルーベリー以外にも年間を通して、さくらんぼ、
ぶどう、くり、りんご、いもを栽培していらっしゃいます。
さくらんぼ、ブルーベリーは、前述のように、化学肥料や
農薬の使用を極力抑え、「環境こだわり農産物」認証を
受けています。三田村さんは新しい取り組みもされて
いらっしゃいます。同じ樹種を作り続けていてもやはり、
飽きられてしまいます。
今は、しいたけの栽培に取り組まれており、マキノ町は
比較的湿度が高く、菌さえあれば、しいたけは育つとのこと。
そのほか、試験的にみかん栽培を鉢ではじめた、
とおっしゃっていました。レモンも可能性がある、と。
お楽しみのランチは「地元の農産物たっぷり弁当」です。
しいたけの炊き込みご飯。てんぷら(えびがありますが、
えびは地元ではないです)。おふと、まくわうり。
玉子と高野豆腐(これらも地元産ではないです。あしからず)。
お肉はしかのしぐれ煮といのしし。おなかいっぱいになりました、
が。が・・・。別腹が・・・。そう。別腹。気になって、気になって・・・
しようがなかったのです。ジェラート。
「とれたて果実をふんだんに使った、ジェラートアイス」と
makino pic-land /マキノピックランドのパンフレットにも書かれています。
コーンの中にたっぷりとジェラートを入れてくれて、
その上にまたスコープですくって乗せてくださるので、
結構なボリュームです。甘さ控えめのお茶の味をチョイス。
さっぱり美味しい。暑さもあり、美味しさ倍増。
ジェラート、最高です。(続く)