2022年7月
2022年7月30日 (土)
2022年7月27日 (水)
クラウトガルテン(市民農園)と有機農業への広がり
有機農業への理解を高めるのに役立つ
ものには、ドイツではクラウトガルテンや
小さな庭、クラインガルテンと呼ばれる
(市民農園)があります。そこでは
有機農法が推奨されています。
このような農園はヨーロッパ諸国では古く
からありました。
日本でも農林水産省HPの「都市農業の
振興・市民農園ついて」には以下のように
述べられています。
「 市民農園とは、サラリーマン家庭や
都市住民の方々が、レクリエーションや
生きがいづくり、生徒・児童の体験学習
などの多様な目的で、小面積の農地を
利用して野菜や花を育てるための農園
のことをいいます。」
この夏もブログ担当者も素人ながら畑
で野菜の有機栽培を行いました。
雨が続き、なかなか畑には行けませんで
した。2週間行けないと、また草が繁り
ます。でもそのおかげで、出没する
アライグマ親子?に西瓜が見つからずに
すみました。
既にみつけられたものは、綺麗に食べら
れた後の皮が転がっていました。
出来栄えが美味しい証拠ではあります。
かつてホームセンターで苗を見繕ってい
ると「庭?畑?西瓜を植えなきゃダメよ」
と居合わせたおばさまから教わりました。
西瓜屋の向かいに 西瓜屋が出来て
西瓜同士の アー
差し向かいナントショ ♪
(大正10年頃堅田出身の志賀廼家淡海が
唄い、全国流行したナントショ節より)
✭収穫物 (お恥ずかしございますが)
☆直径20㎝弱の南瓜
☆バターナッツかぼちゃ
☆ブルーベリー
あとは巨大胡瓜、シシトウ、ピーマン、
ナス、トマト也。
肥料の牛糞さんありがとう!
畑は自然とのふれあいで安らぎと
オーガニック体験からの安心感等
大切なものを与えてくれています。
2022年7月21日 (木)
雨の日に読む:『有機農業で変わる食と暮らし―ヨーロッパの現場から』
漁業と農業の「琵琶湖システム」が
「世界農業遺産」に認定されました!
おめでとうございます! ✨
降り続きますね。☔
大雨の被害、お見舞い申し上げます。
晴れの日を待ちつつ、
『有機農業で変わる食と暮らし
―ヨーロッパの現場から』
岩波ブックレットNo.1044
(2021 香坂 玲 石井圭一 岩波書店)
を読んでみました。
著者のお二人は農林水産省の研究委託事業
としとて、2018年からドイツ、オースト
リア、フランスにおける有機農業の動向
分析を実施されてきました。
✭内容から✭
●オーストリアのスーパーの事例
拡大する欧州の有機農業市場、量販店で
販売されている。
2018年以降、オーストリアでは有機農業
面積比率が24%(2018、EU加盟国第
1位)、ドイツも10%に迫っている。
両国とも、ディスカウント店の棚には、生
鮮野菜からパン、シリアルといった加工品
までほとんどの産品について慣行農業と
有機農業の選択肢があった。
消費の最前線、スーパーで売られている
という状況である。
有機農産物は「福祉、喜び、景観、文化」
に貢献するという考え方を持つ。
オーストリアは最大手での広がりで
有機のブランドを成功させている。
有機産品の品数豊富である。
●ドイツの事例
欧州最大の有機農産物のマーケットで
ある。
環境汚染に抗して、有機農業の受粉媒介
である「ハチを救え」キャンペーンが行わ
れた。
ミュンヘンは有機の街である。
●フランスの事例
オーガニック市場はスーパーの役割が大
きい。
地方ではオーガニックの生産者により直販
されている。
給食施設に食材を利用も。
EUの有機認証を取得し守っている。
家畜等のアニマルウェルフェア(動物
福祉)にも配慮している。
●日本の有機農業の未来へ
加工など品目数、業界の範囲の広がり市場
が拡大すれば、オーガニックは新産業の
様相を呈するであろう。
ヨーロッパ同様、食育給食、行政との大切
な繋がりを持つ。。
著作権の関係で、すべてをお話できません
が、世界はオーガニックへと向かってい
ますね!!!
2022年7月11日 (月)
7/17(日)「糸とり実演見学会」のご案内(木之本町)~こだわり滋賀ネットワーク 湖北・湖東支部~
こだわり滋賀ネットワーク湖北・湖東
支部長平川様より、同支部会員の方々への
糸とり実演見学会のご案内を頂きました。
ありがとうございます。
同支部ではコロナ禍後、第1回目の活動再
開となります。
木之本町は三味線、琴糸の産地として
有名です。畑ではお蚕さんを育てる桑の葉
も栽培されています。伝統的な農家のお仕
事ですね。季節作業の糸とりです。
会場の糸とり資料保存館も古民家で、湖北
の情緒に心ひかれる見学会です。
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*糸とり実演見学会*
開催日時:2022年7月17日(日)
10時より
開催場所:糸とり資料保存館
長浜市木之本町大音
(賤ケ岳の麓、リフト運行しているところ
です)
(想古亭源内さんの隣です。 駐車場あり
ます)
集合方法:基本は、現地集合とさせてくだ
さい。
JR木之本駅~現地までは平川による送迎
も必要かと思っております。ご相談をお願
いします。(平川様のお言葉より)🚗
参加費用:無料
※参加者について
今回はコロナの感染者が増加傾向のた
め、会員様限定とさせていただきます。
申込締切:7月13日(水)ぐらいには、
出席頂ける方はご連絡をお願いいたし
ます。
(多少の融通は効きます)
ご連絡先:平川 潤様
(見学会終了につき削除)
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ブログ担当者もかつて糸とり資料保存館
で、邦楽の先生方とご一緒に糸とりの見学
をしました。
初めて繭から糸を取る座繰り機の音を聴き
ながら大変感動しました。