9/4まで 滋賀県立美術館 「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス」に見る農家の原風景
とっても行きたかった美術展です!
待ち望んでいました。
塔本さんは養父にサンフランシスコ行き
の夢を託されシスコと命名されました。
半農半漁を営む裕福な農家に引き取られ
ましたが家業傾き、農作業や子守のため
小学校中退、奉公を重ねます。
結婚後夫の死。
心身ともに不調の日々を立ち直るなか
53歳で油絵を描き始めました。
どの絵からもあふれる力強い生命の
躍動感に圧倒されます。身近な草花や
動物たち。
生きる楽しさが眩いばかりの絵画です。
「古里の家」農家にはニワトリもいます。
アメリカの高齢で絵画を始めて田舎の
思い出の風景等を描き成功した画家
グランマ・モーゼスさんのような方が
日本にもいらっしゃったなんて!
「かかずにはいられない」とキャンバス
に向かったシスコさん。
買わずにいられないと、館内の売店で
図録と絵葉書きを手に入れました。
見終わったロビーではシスコ展での感動
の余韻が観覧者の方々から漂ってきます。
売店でシスコさんの絵葉書きを選んでい
らっしゃる姿等。
お庭には素敵な色の遊具が新しく供えら
れていました。
廊下のベンチスツールもデザインがいい
感じです。
ぜひ、まだの方ご覧になってください。
(写真撮影は同美術館の許可を
頂いております)