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2023年3月

2023年3月28日 (火)

「令和4年度 支部活動成果報告会」開催~こだわり滋賀ネットワーク~

  3月23日、こだわり滋賀ネットワークの
各支部からの令和4年度の活動成果および
令和5年度の活動計画報告会が
滋賀県農業教育情報センターで開催され
ました。
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滋賀県農政水産部みらいの農業振興課の
今井清之様より開催のご挨拶です。

●各支部の報告

1 大津・高島支部
① 全体活動
・ロケットストーブ作りと
 佐藤初女さんのおむすび作り
・ジャンボ落花生掘り 野村茶の茶飯
・湖魚をラオス料理で味わおう
・最先端の循環型農業を見学しよう
・支部活動報告会、総会&交流会

② 有志による活動(めっけもん探索)
・志賀カントリー見学
・野村の茶づくり
・グリーンコープしがまる生活協同組合
・食美土梨おばさん 古沢みどりさん
・秀明自然農法しがらきの里を訪ねて
 (LINEによる支部会員の情報交換)

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副支部長ディーガン 美佐子様

2 南部・甲賀支部
① 地域交流
・第1回こだわりマルシェ
・第2回こだわりマルシェ開催へ向けて
・情報発信(HP、ブログ、LINE
② 産地見学
・食の伝統と技術を感じるバスツアー
  こざわファーム及び岡本本家
  (東近江市)(豊郷町)
③ 作って食べて学ぼう!
・ふなずし漬け体験とおやつクッキング
・カボチャチーズケーキ
・地産地消巻き寿司をつくろう
・ふなずし飯パワー御膳

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支部長 駒井千代様

3 東近江支部
・「びわこマンゴー」施設見学会
  近江八幡市安土町
・もち小麦栽培お話と施設見学会
 (株)近江園田ふぁーむ
 及び
 竜王・道の駅「鏡の里」お話と
 施設見学会
・もち小麦
 梅花エレガンスクッキング開催
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支部長 吉田栄治様

4 湖北・湖東支部
 活動再開
・糸引き実演見学
・モッツァレラチーズ体験教室
   「湖のスコーレ」
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支部長 平川 潤様

●環境こだわり農業推進基本計画の改定
(2023年度~2026年度)について

滋賀県農政水産部みらいの農業振興課の
今井清之様より滋賀県の取組の詳しい
ご説明がありました。

水質保全だけでなく、生物の多様性の保全
地球温暖化の防止に対応する。✨
コロナ禍や世界情勢の劇的な変化の影響。

 ♦環境こだわり農業の現状と課題から
水稲は県全体の概ね半分で
環境こだわり農業が実践されている。
全量環境こだわり農産物の「みずかがみ」
は拡大した。
環境こだわり野菜のにんじん、かぼちゃ、
こまつなを重点推進品目に定めている。

 ♦オーガニックについて
オーガニック米、茶の取組面積は拡大。
オーガニック農業の本格的な推進。✨
学校給食へオーガニック農産物の供給に
ついて検討 等々。

****************

 報告会では真剣な意見も交わされ、
みらいの農業振興課の大橋広美様
からは、各支部へのご質問も頂きました。
最後に
情報交換の場の交流会もありました。

会場の席も前後、コロナ禍のため交互に
座るようにご配慮いただいていました。
今井様からからは
オーガニックビレッジ(有機農業産地)
の取組のお話をお聴きして、その
ネーミングが分かりやすく、素晴らしい
と思います。
また環境負荷の軽減をベースにした農業
などのお話を身を引き締めてお聴ききし
ました。

有意義な一日でした。
ご参加の皆様ありがとうございました。

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2023年3月20日 (月)

こだわり滋賀ネットワーク大津・高島支部 支部活動報告会、総会&交流会レポート

 こだわり滋賀ネットワークでは3月に
1年間の活動を振り返っています。
3
7日、大津市勤労福祉センターで
同ネットワーク大津・高島支部の 
支部活動報告会、総会&交流会が開催
されました。
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 支部長平畑様から全体活動についての
お話がありました。
当月下旬に4つの支部活動成果報告会での
発表が予定されていますので、同支部の
活動の内容詳細は、本レポートでは控え
させていただきます。

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 元支部長加藤様からは世界農業遺産
認定された滋賀の農林水産業の現状を
伺いました。

 次に同支部活動の中で、会員の自主性に
任せ、取材してもらう「めっけもん探索」
があります。
前支部長江副様からめっけもん探索の
ひとつ、昨年6月の「志賀カントリー見
学」のリアルな体験談をお聞きしました。
(上の動画で一部をご覧ください)

志賀カントリーさんは各農家さんの収穫後
の手間を引き受けていらっしゃいます。
品質調査、無酸素のサイロ、
燻蒸(薬の投入)などの危険な作業もあ
ます。
サイロの大量の穀物の状態には常に気配り
を怠ることが出来ません。等々。
穀物も生き物、管理は大変と支部会員も
教わりました。

 その後グループに分かれて、支部活動
についての抱負などを話し合いました。

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   試食が出来ないので、農産物のお土産
がありました。江副様の御尽力で用意され
た滋賀県産新品種いちご「みおしずく」
です!!

生協さん、平和堂さんでずっと探していま
した。今年から本格的になります。
帰っていただくと、雫のような美しい形、
甘さも酸味もほどよく、爽やかなみずみず
しさ。思わず「美味しい~」と声が漏れま
した。

役員の方々お世話様でした。
支部の皆様との楽しい親睦も有難うござ
いました。

 

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2023年3月13日 (月)

食品ロス問題を学ぶ~食べ物はいのちそのもの~

 東日本大震災から12年が経ちました。
『捨てられる食べものたち』
(井出留美 旬報社 2020)の著者は
その震災の時、食品メーカーの広報室長と
して食糧支援を行っておられました。
大量の食糧があるのに、届けられない
人達、一方捨てられる支援物資に悲しみを
覚えられ、立ち上がられました。
食品ロスとは食べられるのに捨てられる
食品、フードロスとは生産、加工、流通
発生した廃棄物だそうです。

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内容から学んだ事は以下の通りです。

日本の食料の6割以上は輸入。

日本の7人に1人の子供達の貧困。

農業従事者の高齢化と耕作放棄地の増加。

日本の年間193万トンの野菜が出荷されず
に、規格外、余剰分を廃棄。

フランスの食品廃棄物対策として
フランスの食料品店は、食品ロスを出すと
罰金。寄付や飼料、肥料への転用の義務が
あります。

日本の良い方向性として、
日本の給食の4分の1は地産地消

食品リサイクル法で、日本では食品業界
の食品廃棄物の91%がリサイクルされ
います。

特に著者の素晴らしい提案があります。

「すぐ食べるものは賞味期限の近づいて
いるものから買うようにすればロスが
防げます」

等々。

※著作権に考慮して、本の表紙は写さず、
裏表紙を掲載しました。
内容も全ては述べないようにしました。

 

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2023年3月 8日 (水)

最先端の循環型農業アクア ポニックス見学のご報告~こだわり滋賀ネットワーク 大津・高島支部~

 2月18日、こだわり滋賀ネットワーク
大津・高島支部は高島市新旭町針江で
最先端の循環型農業を実施されている
BIWAKO AQUA PONICS さんを見学
されました。
同支部の江副様から見学のお写真を頂き
ました。ありがとうございます。
そのご報告です。

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 アクアポニックス農法は
「魚介の排泄物をバクテリアが分解し、
養分となった水で野菜や果物を育て
吸収した後の浄化された水が水槽に戻り、
魚介を飼育するというシステム」です。
(BIWAKO AQUA PONICSさまのHPより)

 パーフェクトオーガニック
なトマトの
水耕栽培、オニテナガエビの養殖をこの
循環システムで行なっておられます。

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カフェ&ショップもあります。

見学の後は、アクアポニックスさんの
お野菜を使ったランチです。

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新鮮でカラフルなお野菜ですね!
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ピザも!
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そして
ご参加の同支部の皆様、
笑顔がこぼれています。

 

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