研修5 琵琶湖安土西の湖と大中の野菜の達人を訪ねる その3
2007年10月27日(土)
農と食のコーディネーター養成講座の最終回。 最後に訪ねるのはにんじん農家の野田康司さん。
打ち合わせで野田さんとお話しされてる成田さんから
「またゆっくりお話を聞きたい面白い人よ~~♪」
と、聞いてはいたのですが。
果たして、次々ギャグが炸裂してなかなか本題に入れず、話すご本人も苦心しておられました(笑。
楽しい方です。
しかし、お話はとても真剣に農業の事、食の安全の事を語られていました。
あまり時間がなかったので残念ですが、
「ぜひまた訪ねて来てください」とおっしゃってくださいました。
話が弾みすぎて帰れなくなるかも知れないのでご注意を、ですって(^^;
そばで「社長」の奥さんが冷静にご主人のギャグを見守っていらっしゃっいました。 にんじん畑を見せて頂きました。
ふわっと緑のにんじん葉がずーっと広がっていました。
広ーい。
奥さんとお母さんが私たちが来るというので一生懸命草取りされたそうですが、
なるほど、大変な労力です。
思わずそこら辺の雑草を引き抜いてちょっとでもお手伝いしたくなるくらい。
こだわり農産物の基準で頑張って作っていらっしゃいます。
それはいいのですが、「こだわり農産物に貼るシールが高くつく」のが悩みだとか。
それに「こだわり」の野菜を作る農家さんにも色々。
一生懸命仕事して、いい野菜を作った農家さんが適正に報酬を得られる農業になる事。。それが次世代にやる気のある農家さんを育てる必須課題です。
野田さん達が組織する「びわ湖ベジタブルロード」は
・有機質資源をたい肥化し、積極的な利用に取り組み、循環型農業を実践しています。
・農薬の使用を極力ひかえ、代わりに自然界の抽出液を利用し、病害虫対策を研究実践しています。
そんな農家さん達が消費者と交流、連携、の中から安心、安全、健康にこだわった野菜作りを目指す活動をされています。
おっ、さりげなく理事がこだわり滋賀ネットワークの幹事の本江さん。
こうしてこだわり滋賀ネットワークの今年度の講座「農と食のコーディネーター養成講座」は無事終了しました。
「このまま終わってはもったいない」
参加者のみなさんは口々におっしゃいました。
この講座はここで修了するためではないのですよね。
今後、こだわり滋賀ネットワーク「コーディネーター」として農と食、安全とおいしさ、まちづくり、ひとづくりの為に和を、輪を広げて行って頂きたいと思います。
私から見たらすでに農業や食の専門家の方々も「知らない事がいっぱいで、感動する事がいっぱいあった」とおっしゃいました。
今年の講座の始めにくじ引きで決まったグループ。
このグループで12月9日にコーディネーターとして初の企画発表会を開きます。
楽しい企画を楽しみにしています。
みなさん、お疲れ様でした!